私たちは日本語で話す時、接続詞をよく使いますよね。
そしてそれは英語でも同じことが言えます。
今日は、非常によく使える「そして」という単語の英語での言い方をご紹介します。
「そして」という表現は英語ではカジュアルからフォーマルまで様々な言い方があるのでマスターできるようにしましょう。
記事後半では、よく使う「そして」を表す単語と、例文を複数紹介しております。
2020年現在も海外に住んでいるぼくが、本当に使う実用的なフレーズのみ紹介していきます。
なぜ英語の”そして”はよく使えるのか
そもそもなぜ「そして」という単語はよく使われるのでしょうか。
それには英語で接続語を覚えていると便利な事情があります。
- 日常会話の繋ぎ言葉として優秀
- 文章を論理的に書くことができる
では順番に見ていきます。
日常会話の繋ぎ言葉として優秀
「そして」という言葉は英会話のつなぎの言葉として非常に優秀です。
英会話をしていると、次に言うことが思い付かないことはよくありますよね。
そんなとき、接続語は空白を埋める繋ぎの言葉として使うことができます。
無言ではなく何かをいうことで会話がより自然になっていきます。
ネイティブの会話では非常によく耳にする言葉です。
文章を論理的に書くことができる
論理的なメールや文章を書かなくてはならない人にも、「そして」の言い方を学ぶことはプラスに働きます。
接続語によって、文章をより順序だったわかりやすいものにすることができるからです。
英語の「そして」を使う具体例
それでは具体的な例を見ていきましょう。
会話で使える基本表現
まずは会話で使える基本表現です。
カジュアルなものからビジネスでも使えるようなものまで、様々なものを集めました。
今回紹介するフレーズの発音方法や読み方が分からない場合は、読み上げサイトをご利用ください。
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それでは詳しく説明していきます。
and
「そして」を表す一番代表的な言葉です。単語と単語をつなぐ「〜と」という印象があるかもしれませんが、文章をつなぐ役割も出来ます。
例:
She likes him and he likes her.
彼女は彼が好きです。
基本的にどんな場面でも使うことができますが、フォーマルの場合のみ「and」から文章を始めることができない点に注意しましょう。
then
「その時」を表す単語の「then」も「そして」という意味を持ちます。
カジュアルな表現で、ネイティブの会話ではかなり頻繁に出てきます。
特に時系列を表すときによく使われます。
例:
I went to the park. Then, I ate an ice cream.
公園に行ったの。そしてアイスを食べたよ。
and then
「and」と「then」を組み合わせたパターンです。
これはかなり口語的な表現になっており、意味を持たせるというよりは、つい口から出るようなフレーズです。
例:
I will pick Karen up, and then…take her to the hospital.
カレンを迎えに行くわ。そして・・・病院に連れて行く。
afterward
本来「その後」という意味を持っています。
それが派生して「そして」という意味で使うことができます。「afterward」は時系列を表すときによく使われます。
例:
We will finish our homework. Afterword, we will go skating.
宿題を終わらせよう。そして、スケートに行こうね。
besides
「besides」は「それに加えて」という意味の単語です。
情報を加えるニュアンスがあるため、「そして」のような使い方ができます。
この表現はカジュアルからフォーマルな場面まで、幅広く使うことができます。
例:
Besides, you have to have your driver license.
さらに、あなたは運転免許証も必要なのだよ。
「Besides」には「〜の他にも」という意味もあるので、文章を読むときには気をつけましょう。
フォーマルなときに使いたい表現
次にフォーマルな場面で使える表現です。硬い雰囲気を出したい時、ビジネスや学術的な内容の時は使ってみましょう。
英文がグンと締まり、ネイティブに近づけます。
in addition
「それに加えて」という意味のフレーズです。
「besides」とほぼ同じ意味を持ちます。
こちらはよくエッセイなどで使われます。
使い方としては、「In addition」の後にカンマをつけ文章を後に続けます。
例:
In addition, Japan has one of the best shrines in the world.
さらに、日本には世界一の神社があります。
moreover
「moreover」は「and」がさらにフォーマルになった表現です。
「そして」という意味を持ちます。
日常会話で使われることはあまりありませんが、書き言葉では文章の先頭におけるという特徴があります。
ビジネス文章を書く機会のある方は覚えておきましょう。
例:
Moreover, that dog hates water.
そしてあの犬は水が嫌いだ。
furthermore
「furthermore」は「moreover」の言い換え表現になります。
意味は同じ「そして」、「さらに」になっており、繰り返しを避けたいときに使われることが多いです。
例:
Moreover, that dog hates water. It takes two hours to wash him. Furthermore, he likes to go out.
そしてあの犬は水が嫌いだ。洗うのに二時間もかかる。さらに、彼は外遊ぶが大好きだ。
まとめ
「そして」を表す表現をご紹介しました。
ネイティブのような自然な英語を話せるようになるため、よりレベルの高い英語を使えるようになるためにとても重要な表現です細かいニュアンスの違いはあるものの、基本的にシーンにあったものを使えば問題はないです。
後は練習あるのみ。
間違いを恐れずにどんどん使っていきましょう。
今回紹介したような、ネイティブが良く使うフレーズを学ぶには動画での学習もおすすめです。