- TOEICの長文問題や他の試験問題で時間が足りない
- いくら単語を覚えても英語の長文を早く読めるようにならない
- 早く読むと理解が出来なくなる
筆者もかつて上記のような悩みを持っていました。
特にそれなりにボリュームがある英語の長文を読まなければいけない問題は、その長さがまず目に入ってしまい、その時点で嫌になってしまいがちです。
ですが、英語も言葉、日本語と同じように慣れてしまえば苦ではなくなります。
そもそも試験の長文を克服したいのか?それとも新聞などのような長文を私生活で読めるようになりたいのかでも勉強の方法は変わってきます。
恐らくこのページを見ているあなたは試験の長文を克服したいのでしょう。
ここではそれぞれの違い、試験用の長文をどう克服するのかオーストラリアでローカルの会社に勤めて8年の筆者が紹介していきます。
残念ながら、海外に住み、日常生活や仕事で長文読解が必要な場合は様々な英文を読みまくるしかないですが、試験などのスコアを上げるために長文読解が必要な場合は方法があります。
一つずつ解説していきます。
なぜ、英語の長文読解を苦手だと感じてしまうのか

そもそも英語が母国語でなければ、アルファベットの羅列が快適に思えるわけはないと思います。
日本語で読んでも難しいと感じる文章がありますよね。
英語だったらなおさらそう感じて当然なのです。
加えて、最初のうちは読んで理解ができたとしても、読み進めるにつれ、最初の方に書かれていることを忘れてしまって、前後関係が理解できなくなった結果、最初に戻る、ということもあるでしょう。
この場合時間がかかってしまいがちですね。
特に大学入試などで出てくるの英語長文は、筆者も決して得意ではありませんでした。
でも、必ず出題されますし、配点も大きかったが故、避けて通れないんですよね。
「苦痛なのに避けて通れない」という経験が苦手意識を産んでいるのかもしれません。
実はそんなに長文読解しなければいけない機会はない
比べてみれば明らかですが、TOEICで出題される長文と大学入試の長文は全く性格が異なります。
TOEICはビジネス英語を題材にしているので、比較的文章はシンプルで、短めですが、大学入試の長文は丁寧に読まないと理解ができないような、ちょっとわかりにくさが入っているように思います。
仕事で英語を使う時は、論文を読むといったことを除けば、相手に伝わることが一番大事ですので比較的シンプルで短めの英文が多用されるように思います。
ですから、多くの場合要求される長文読解は概ねTOEICのreadingパート7レベルと思ってください。
もちろん語彙力は必要ですが、それはコツコツやれば増えていきますし、読む量が増えるにしたがって、わからない単語の意味の推測力もついていくように思います。
長文読解克服法
最初にも書いたように新聞やネットニュースに出ている長文をすらすら理解できるようになるのと、試験で出てくる長文の得点を上げるのではそもそもやり方が違います。
ここではそれぞれを紹介していきます。
日常生活での英語長文読解
例えば新聞、ネットニュース、仕事上でのメール、契約書、会社の保険内容などなど、英語に携わる仕事をしていると様々な場面で英語の長文が出てきます。
筆者の場合、オーストラリアで仕事をしているので長文読解のスキルが必要となる場面が多々ありますが、日本で生活していると一般的には関係のないことでしょう。
このように日常的に長文をすらすら読めるようになりたい場合、冒頭でも書いたように、残念ながら読みまくるしかないです・・・。
どのぐらい読まないといけないかというと、筆者の場合、仕事で毎日新聞1部以上の英語量を2年間読み続けると、30ページぐらいの保険の契約書をそこまで苦労せず読めるようになりました。
ここまでくると試験用に勉強する必要もなくなりますが、途方もないですよね。
試験のスコアを上げたい場合はお勧めしない方法です。
試験での英語長文読解
TOEICやその他の試験での長文のスコアを上げるには、試験にあせて勉強するのが一番早いです。
前にも書いたように日常生活で英語の長文読解をすることはあまりありませんので、試験のスコアを上げたいだけでしたら自分みたいに長文を読みまくるのではなく、試験用に勉強する方が良いでしょう。
それでは試験での長文読解をどのように行うのかを紹介していきます。
問題を先に読む
試験で長文読解をする場合、必ず問題から先に読んでください。
ここは若干時間がかかっても問題ないので、まずは問題内容を完璧に理解しましょう。
何を問われているかがわかれば、長文を読んでいるときにフォーカスを当てるべき箇所を特定しやすくなりますし、何より問題内容から長文で何について書かれてあるのかある程度予測ができるので、読むスピードが大幅に変わります。
長文の読み方
問題を読んだ後、やっと長文を読み始めるのですが、文章を最初から最後まで読んでいると時間がいくらあっても足りませんし、疲れます。
僕の場合文章の最初の5~10ワードしか読みません。
このぐらい読めば何を書こうとしているのかある程度予測もできますし、先に問題を読んでいるので、重要な文章かそうでないかは分かります。もし重要な文章の場合はそのまま読み進めます。
日本語の文章を読んでいるときも飛ばして読みますよね?
例えばこの記事を読んでいても、自分の知りたい事はどこに書いてあるのか?と考えながら飛ばして読んでいると思います。
最初から最後まで完璧に読む人は稀です。
長文読解においても同じことが言えます。
文章の理解の仕方
英文はリスニング同様語順通りに、意味を把握して読み進めましょう。
例えば
Mark said that he didn’t know how the accident would affect the economy.
という文はたいてい
「マークはその事故が経済にどのような影響をもたらすかわからないと言った」
と訳されますが、長文読解時は
「マークは 言った 彼は 知らない どのような その事故が 影響をもたらす 経済に」
と日本語にしていきます。
このように日本語を並べていけば、何を言いたいかわかりますよね。
長文読解の問題で和訳を求められるなら、このぶつ切りの日本語の羅列を並べ替えるだけですし、意味を把握したい時はこれで十分です。
このように文章を完璧に理解しなくとも、日本人が日本語の長文を読むように単語単語の意味を理解し読み進めれば、あなたの長文読解のスキルは大幅に成長します。
まとめ
- そもそも母国語でなければ、アルファベットの羅列が快適に思えるわけがないと割り切る
- 大学入試のような長文読解を求められる機会は日常生活ではそれほどない
- 試験の長文パートは問題文と選択肢から読む
- 語順通りに日本語にしていき、必要に応じてその日本語を並べ替えればよい
会話と違い、長文読解は自分との闘いです。
とはいえ、難しい英文を読む機会に遭遇しない限り、求められる英語の理解力はそれほど高くないことが分かれば、グッとハードルが下がりますよね。英語も言葉です。
漢字を漢字ドリルで覚えたように、繰り返し読めば必ず読めるようになりますから、是非コツコツ続けてください。

