【外資系会社の実態】外資系会社で働く573名を対象に調査

調査結果

英語を学ぶ上で必要となる目標ですが、語学を学ぶ理由のトップに来るのが仕事に生かすためです。

では実際に、外資系の会社や英語を使う職場に就職するためにはどのぐらいの英語力が必要なのでしょうか?

また、就職できたとして、一般的にどのぐらいの給料を得ることができるのか、について今回は調査を行いました。

今回の調査結果は一般的なもので、全ての会社が今回の結果に当てはまるわけではないですが、是非これからの語学学習のモチベーションとして、参考にしてください。

また、今回の調査は入社条件ではなく、実際に英語を使う職場で働く人たちがどのぐらいの英語力が必要だと思うのかを調べております。

調査方法、調査内容

今回の調査結果は、2020年9月~2020年11月にかけて行った調査結果となります。

オンラインアンケートを使用し、英検学習経験者を対象に、800人を対象にオンラインアンケートを実施しました。

それらの中から、有効回答数は573件となっています。

回答者数内訳

人数
男性193
女性380
TOTAL573

 

人数
20代230
30代223
40代90
50代29
60代1
TOTAL573

調査内容

  • 外資系に努めている人の平均年収、中央値年収
  • 外資系会社に就職するために必要なTOEICスコア
  • 実際に外資系会社で働いている人が持っているTOEICスコア

外資系会社で働くうえで必要なTOEICスコア

平均値中央値
外資系で働く人が持っているTOEICスコア768800
外資系で働く人が必要だと思うTOEICスコア708.19700

上記の表が、外資系で働く人を対象に行った調査結果となります。

実際に外資系で働く人が持っているTOEICスコア平均が、768点に対し、必要だと感じるスコアは708.19点と外資系で働く人が持っているスコアより下回りました。

この”外資系で働く人が必要だと思うTOEICスコア”は入社基準ではなく、実際に働いている人がこのぐらいのスコアがないと業務ができないと感じているスコアになります。

今回の調査で実際には、到達することが難しいほど高いスコアではなく、700点前後まで英語力を上げれば、外資系での業務で困らないという事が分かります。

結論

TOEICで700点を取れば、英語を使う職場で業務を行える。

TOEICで800点を取れば、英語を使う職場で他のスタッフと同等の英語力で業務を行える。

TOEICの目標スコアまでの学習時間は下記の記事をご覧ください。

関連記事【TOEICの必要学習時間目安】TOEIC学習者を対象に調査

外資系で働く人の平均年収

平均年収年収中央値
20代436.31万円450万円
30代507.55万円500万円
40代690万円600万円
50代650万円750万円

今回の調査で分かった外資系で働く人たちの年齢別平均年収は上記のとおりです。

どの年代も一般的な平均年収を上回っていることが分かります。
結論
英語を学び、外資系の会社で働くだけの能力があれば、一般的な平均年収上の給料を得ることができる。

アンケート回答者のコメント

下記では一部今回のアンケートに回答した人の、具体的な学習方法のコメントを公開しております。

ここになまえ
女性/30代

英語レベル:英検3級

年収:300万円

翻訳サイトを使用出来るので英語スキルはあればいいな程度。

ここになまえ
女性/30代

英語レベル:未受験

年収:800万円

部署にもよるとは思いますがTOEIC700点あれば、業務に支障はないかと思います。

ここになまえ
女性/20代

英語レベル:TOEIC650

年収:500万円

日本語と英語の両方を社内公用語とする企業でしたが、入社条件にTOEICスコアなどは定められていませんでしたし、入社後に取得を勧められることもありませんでした。ただしTOEICで言うと500点程度あると、外国人と一緒に仕事をするのが少し楽になるとは思います。

ここに名前
男性/40代

英語レベル:TOEIC890

年収:600万円

特にTOEICのスコアは問われませんでしたが、読み書き会話に支障がない程度でないと大変そうでした。そのレベルですと800点くらいは必要かもしれないです。

もっとコメントを見る
ここになまえ
女性/30代

英語レベル:TOEIC860

年収:1000万円

働くにあたり目標点数は880点でしたので、最低でも800点以上あれば良いかと思います。

ここになまえ
女性/30代

英語レベル:TOEIC900

年収:800万円

点数は800以上で業務は可能だと思います。完璧にこなし周囲の期待にも応えるなら900以上あると良いと思います。

ここになまえ
女性/40代

英語レベル:資格なし

年収:400万円

中途採用では必要なTOIECスコアというのはなかったです。私と同様にTOEICスコア、英検資格の保持の無い方々がバックオフィス(管理部門)、日本企業向けの営業、システム担当などたくさんいました。ただ、外資系担当部署や、海外との関わりが多い部署所属の方はTOEIC700ー900点や、無資格者でも帰国子女や数年の留学経験のある方で英語業務に全く支障の無いかたが多かったように思います。ただ、私のような無資格者や日本担当営業でも英文の社内メールなどは頻繁に届きますし、社内のシステムやマニュアルなどは全て英語でした。

ここになまえ
男性/20代

英語レベル:TOEIC945

年収:480万円

前社(某輸入建材商社)私がいた部署は海外メーカーとの電話やメールでのやり取りが主な業務でしたので、最低英検2級・TOEIC800点以上は無いと支障をきたすかと思います。現在(某ドイツ建材メーカー)私がいる部署は本社とのやり取りが主な業務のひとつなので、こちらも最低英検2級・TOEIC800点以上は無いと支障をきたすかと思います。

ここになまえ
男性/10代

英語レベル:TOEIC795

年収:250万円

専門機械商社で営業事務として働いておりましたが、入社時にTOEIC600点程度あればそこから仕事をしつつ学んでいけば問題ないと思います。営業職となると、外国人に抵抗がないことはもとより、多少の海外経験と600点よりもう少し高い点数をとっていることが望ましいと思います。(入社後は本人の努力次第です)例えTOEICで高い点数を取っていたとしてもどこの会社でもそうですが聞いたことのない専門用語が飛び交いますので、英語が堪能な人でも最初は大変だと思います。

外資系の会社で仕事を行う上で最も回答の多かった学習方法はオンライン英会話でした。
英語の資格試験用の学習では、参考書を使った学習が多いのですが、実際に現場で英語を使った仕事を行うためには対面で話す能力も求められるため、限りなく本番の英語に近い、ネイティブの講師がいるオンライン英会話が人気なようです。

中にはビジネス英語に特化したオンライン英会話もあり、あなたに合ったオンライン英会話を探す必要があります。オンライン英会話が気になる方は下記の記事を参考にしてください。

関連記事【2021年最新】厳選したオンライン英会話7社を徹底比較【すべて無料です】

今回の調査回答者内訳

  • 有効回答数:573人
  • 調査期間:2020年9月~2020年11月
  • 調査方法:オンラインアンケート

外資系会社への転職を検討されている方はセミリタイアを目指すブログでも詳しく紹介されているので、参考にしてみてください。

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