よく英語の勉強で、ディクテーションが大切だと言いますが、ディクテーションとはどんな学習方法なのかご存知でしょうか?
リスニング力を鍛えるために、ディクテーションが取り入れられています。
聞いた英語を書き取るために集中することで、リスニング力が向上すると言われています。
実際どのようにその学習法を取り入れたらいいのかわからないという方も多いと思います。
ディクテーションは一語一語の単語をしっかり聞き取ることが必要になるため、つながった音さえも理解する必要があります。
どのようにディクテーション学習方法を取り入れたらいいか?
まずは、簡単なCD付の英語教材を使用し、簡単な文章からスタートします。
初心者は、1文からスタートしてもいいでしょう。
30秒ほどの文章からスタートします。
白紙の紙に聞いた音をすべて書き写していきます。
文章に起こすことのできなかった部分が、自分の弱点とわかります。
この勉強法は、リスニングの力をしっかりつけてくれる学習法なので、何が聞き取れないかを把握することができます。
リスニング力は、英会話をするうえで欠かせない能力です。
何の音が聞き取りにくいのか、何度もディクテーションを重ねていくうちに、見えてくるものがあるはずです。
そこを重点的に学習することで、効率的にリスニング力をつけていくことができます。
DVDで実践してみる。
CD付の教科書からスタートし、ある程度聞けるようになったら、DVDで実践することをおすすめします。
実際の英会話は教科書に書いてある100点満点の英文が使われるわけではありません。
日本語でも、「私は学校へ行きます。」と会話で話すわけではありません。「どこ行くの?」「学校だよ」と主語、述語が省略されるからです。
リアルな英会話に慣れておかないと、ネイティブの人と省略される言葉をくみ取りながら会話することは実際、難しいのです。
そこで、リアルな英会話を学ぶには、映画やTVの番組を使用することが望ましいです。映画やTV番組など、断片的でない英会話を学ぶことが最大の勉強法と言えます。
具体的な勉強方法
まずは、使う動画を選びます。
必ず、英語字幕が出てくるものを選んでください。
映画は、だいたい英語字幕を設定することができるので、まずは映画から始めてみるのがいいでしょう。
映画を選ぶポイントは、自分の好きな映画や内容を理解しているもの、難しい専門的な単語を使用されていないものがポイントです。
映画の字幕設定を英語にし、その後自分のすきなシーンを3分ほど選びます。
最初から3分刻みにディクテーションしていくのもいいでしょう。
白紙の紙にまずは、画面を見ず、音だけ聞いて書き写していきます。
その後、書き写したものと映画の字幕を見比べていきます。
そこで間違っていた部分が、自分の聞けない音の部分となります。
ディクテーションを取り入れるのにおすすめの映画
初心者は、ディズニー映画からスタートすることがお勧めです。
ディズニー映画は、子供でも理解できる映画が多いので、ディクテーションを映画を使用して始めるには、おすすめです。
中でも、分かりやすい映画は、
- Winnie the pooh
- Peterpan(イギリス英語とアメリカ英語)
- cinderella
等の昔の映画です。
子供向けの映画やTV番組からスタートし、その後Teen向けの映画などを使用するのもいいでしょう。
私は、キャメロンディアスの話し方がかわいくて好きなので、「Holiday」はよくディクテーションの練習の際に使用していました。
好きなシーンを決め、切りのいいシーンまで、ひたすら書き写します。
そして、その際にただ黙って書き写すのではなく、口に音を出しながら書き写していきます。
この勉強法を1日10分ディクテーションのために英語の音を聞くと決め、実践するようになり、リスニング力の基盤が養われ、同時にTOEICのリスニングの勉強も行った結果、TOEICのリスニングで満点を取ることが出来ました。
まとめ
英語は言語なので、何かを成し遂げるためのツールだと言えます。
外国の文献を読み、新しい情報を手に入れるために英語の読解が必要。
外国に旅行に行くので、現地の文化を知りたいから英語会話が必要など、英語は何かを達成するためのツールにすぎません。
留学に行かなくても、英会話スクールに行かなくても、リアルな英語を耳にし、リスニングを勉強する機会はあります。
ディクテーションという学習法を取り入れることで、リスニング力をつけることができます。