子供の英語学習は何歳からが最も適しているのか?【結論7歳から】

英語学習

何歳から子供の英語学習を始めるのが正解なのだろう?

将来英語に困らない様に、今から英語教室に通わせるべきかな?

今回の記事はこのような悩みを解決します。

日本では数年前から、グローバル化が進んでおり、将来的に子供が英語に困らない様にしたいと考えている両親は多くなっています。
しかし、何歳から英語の学習をスタートするのがベストなのでしょうか?

言葉が喋れない年齢から英語の音楽を聞かせた方が良いのか、言葉が喋れる年齢になったら英語教室に通わせるのか?

今回は、年齢別の最も効率の良い英語学習方法も併せて紹介します。

この記事を書いた人
Kento

経歴
・2012年:単独海外へ留学
・2016年:現地の学校卒業(Diploma of Business)
・2017年:現地の会社へ就職で毎日英語を使い仕事
・現在海外生活10年以上
元々be動詞すら分からなかった英語レベルからオンライン英会話、アプリ、学校などを利用し、現在では海外の学校を卒業後、就職の為IELTSを取得し海外の会社に就職できる英語力までなりました。
この経験を元に英語学習者にとって有益な情報を発信しています。

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本格的に英語を習い始めるのは7歳からが最も効果的

まず結論から話しますと「英語を話せる」レベルの学習は7歳から始めることが最も効果的です。事実、英語塾等でも本格的な英語の勉強は7歳あたりからが多いですね。

ただしこれは、英語を学ばせるのに適切な年齢であって重要なのはそのまえに「英語環境が当たり前」という意識を持たせることです。

実際に神経科学者のジャクリーン・S・ジョンソンとエリッサ・L・ニューポートが他国からアメリカに移住した子供の英語の熟練度に対して調査を行っています。

調査した結果によると、3〜7歳までにアメリカに移住した他国の子供は、それ以降に移住した子供よりも英語の熟練度が高いというデータになりました。このことからも、英語が当たり前な環境を作ることの重要性が分かります。

アメリカに住め…というのは流石に難しいかもしれませんが、7歳までに英語を身近な環境で取り入れて英語に関心を持たせ、7歳あたりから本格的に学ばせる事が最も理想的と言えるでしょう。

ただし、お子様の集中力次第では4歳あたりから習い始めても効果が出る場合があります。普段の生活の中で特に英語に関心があるのであれば、ぜひそのまま英語を学ばせてあげてください。

それでは、具体的になぜ7歳まではあまり効果がないのか、それまではどう英語を生活に取り入れれば良いのかを詳しく紹介していきます。

0歳~3歳の英語学習

この年齢だと勉強に対する集中力や人から教わるという事に慣れていないため、そもそも英会話教室などで学ばせる事が無駄になってしまいます。どうしてもという場合でも、少なくても1週間に3回以上は英語教室に通わせる必要があります。
週1だけ英語教室という学習方法は確実に無駄になります。

しかし、無理に教えようとしても返って反感を買ってしまったり、英語への興味が無くなる危険性があります。

0歳~3歳くらいまでは英語を学ばせるというよりは、英語に違和感を持たせないように「身の回りに英語がある環境」が当たり前になっていることの方が重要です。

幼児でも興味を引きやすい童謡や塗り絵、英語版ディズニーのDVDなどを普段の生活に取り入れ、英語が飛び交う環境が自然な事だと認識させましょう。

ただし、無理にやらせよう見させようとする必要はありません。幼児が興味を示さない場合は塗り絵などは置いておくだけ、DVDなどは流しておくだけで結構です。

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0~3歳、最も効果的な英語学習

現在は、様々な英語を取り入れた学習方法があり、最もお子様が興味を示した学習方法を続けた方が良いですが、その中でもこの年代に最もおすすめなのは「本の読み聞かせ」です。

というのも0歳~3歳は味覚や聴覚などの五感が発達する時期な他にも、「音を言葉かそれ以外」という風に識別できるため、子供を抱えて言葉を聞かせる読み聞かせが最適です。

また、大好きな親と一緒に楽しめるため、好奇心も芽生えてきます。
読み聞かせの時の英語はネイティブのようなきれいな発音でなくても問題ありません。カタコトな英語でも、お母さんやお父さんが読み聞かせ、英語のある環境作りが重要です。

因みに、「日本語を覚える前に英語を覚えてもいいのか?」という疑問を持つ方も多いですが、日本に住んでいる以上は自然に日本語も覚えていきますので全然大丈夫です。

4歳~6歳の英語学習

このころになると段々集中力や学習能力が身についてくるため、お子様によっては英語教室に通っても効果が出始めてきます。
ですが、基本的にお子様がじっとしてなれないという理由から、英語教室での学習内容は、簡単な英語の歌を歌ったり踊ったりがメインとなり、本格的な英語の勉強はもっと後になります。

「英語は楽しい」と思わせることが目的であれば確かに効果はありますが、残念ながら歌って踊っているだけで英語を話せる様にはなりません。

また、簡単な英語の歌や踊り程度なら英語教室に行かなくても、TVやYouTubeで簡単に流せるため、0歳~3歳の延長でTVやYouTubeを利用する方が、子供の興味を引かせることもできるので適切です。

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4~6歳、最も効果的な英語学習

この頃は、特に踊りなどの動きを加えるモノがおすすめです。年齢的にも体が発達する事で運動をすることが楽しくなる時期ですので、動きながら学ぶことで楽しみながら英語を覚えることができます。

ここでも「英語は身近にあるモノ、楽しいモノ」と認識させることがなによりも重要です。可能であればご両親も一緒に歌ったり踊ったりすると子供も楽しく遊べます。
踊りや動きがある、童謡をうまく取り入れて、家庭で英語の環境を作ると良いですね。

関連記事親子で楽しむEnglish!英語圏では誰もが知っている有名な英語の童謡を紹介。

集中力のある子供だったり、遊ぶことが大好きな場合に、さらに英語を学ばせたいのなら英語のゲームという手もあります。
数字を覚えさせたいのならDon’t Say 21 Game(英語で数字を1〜3ずつ足しながら言い合い、21を言ってしまったら負け)、単語を覚えさせたいのならカードに文字やイラストを描いてしりとりをするなどが鉄板です。

4才~6才だけど、うちの子は集中力もあるし、英語教室にチャレンジしても大丈夫!という方は、おすすめの英語教室も紹介していますので、次をご覧ください。

英語を習い始めるのにベストなタイミング

ここまで7歳になるまでの英語の慣れさせ方をご紹介してきましたが、そもそもなぜ7歳からが適切なのでしょうか?
その理由は大きく分けて2つあります。

  • 学校で人から教わることに慣れ始める
  • 本格的な英語の授業開始までまだ時間がある

この両条件を考慮した上で最も最適なのが、小学校に上がる時である7歳というわけですね。
また、この2つの理由の他に、多言語の学習能力は7〜8歳が最もピークという点も挙げられます。

日本語の意味を正確に理解する能力も備わっているため、英語と日本語が入り混じる日本の英語教材も効率よく理解できます。

理由1:学校で人から教わることに慣れ始める

学校の先生は人に教えるプロですが、その中でも小学校の先生は初めて授業をする子供を相手にします。子供の集中力は好きなことに限れば、大人顔負けなほど強いですが、一方で少しでも別のことに意識が向けば、たちまち集中力を失います。

その点でいえば、そんな子供たちに勉強を教えてくれる先生は、人から本格的な授業を受けたことのない子供にとって、これほど心強い人はいないでしょう。

小学校に上がり、先生から授業を受けることで「人から教わる」ということを慣れさせてから英語教室に通わせることで、英語の学習がスムーズに行えます。

理由2:本格的な英語の授業開始までまだ時間がある

子供が授業を楽しいと思えるのは、大抵の場合問題をスラスラ解けた時です。

英語の授業が本格的になる小学校高学年や中学生に上がる前に英語を学ばせておくと、いざ勉強が始まった際に理解がしやすく、英語の勉強そのものを好きになってくれます。

また、英語が本格的になる時期は他の勉強の難易度も上がってくるため、必然的に英語の勉強ができる時間も限られてきます。
そうなる前に英語の勉強をする事で、英語能力を維持したまま他の科目の勉強もできるため、まんべんなく学校の授業についてこれるようになるのも大きなメリット。

英語に限りませんが、子供がなにかを学ぶ時に最も大切なのは知的好奇心です。自発的に学ぶことができれば一気に学習能力が向上します。

一度「英語が好き」という状態を作ると知的好奇心が刺激されて、もっと英語が知りたい、もっと勉強したいと思ってくれるのでより英語の熟練度が向上しやすくなります。

子供向けオンライン英会話

クラウティ レッスン画面

ここまで、何歳から英語の学習を始めるのがベストなのか紹介してきました。

簡単にまとめると、7歳から本格的な英語学習スタートが最も効率が良く、4才~6才の子は、その子の集中力によって本格的な学習を始める時期が変わる。それまでは、『英語環境になれる』のが最も効果的という内容でした。

この内容を踏まえ、本格的な英語学習のスタートするお子様に最も適しているのがオンライン英会話です。
なぜ英語教室や英語塾ではなく、オンライン英会話なのか、理由は複数あるのですが、ここでは代表的な理由2つを紹介します。

  • 子供の成長には個人差がある
  • チャレンジすることが重要

子供の成長には個人差がある

当たり前ですが、子供の成長には個人差があります。これは、賢い、賢くない、ではなくシンプルにただの個性です。
一般的な英語教室では、この個性が違っても適応できる、英語の歌や英語の踊りなどを中心に授業を進めます。

これは悪い事ではないのですが、集中力があり、英語に興味のある子が、歌って踊っているだけで、英語が成長するのでしょうか?
答えはNOです。

英語に限らず、学習において最も効果的なのは、一人一人のレベルに合わせた学習です。
しかし、一般的に英語の個別指導は高額になるので、オンライン英会話が適しているという事です。

子供向けのオンライン英会話では、子供に特化した講師が、子供向けの教材を使いながら1対1のレッスンを行います。費用は毎日レッスンを受けても6,000円程度と、リーズナブルな価格になっています。
レッスン内容も、お絵かきから本格的な英会話まで、その子のレベルに合わせてレッスンが進みます。

チャレンジすることが重要

当たり前ですが、親が子供の可能性を潰すことの無いよう、子供が興味を示すことには、何事もチャレンジさせる方が良いでしょう。
しかし、その子が本当に続けたいのか、効果があるのか、見極められるのは最も子供の事を知っている、両親だけです。

特に10歳以下の小さな子供を英語教室に預けても、そこでどういった学習をしていて、本当に子供の為になっているのか、中々分からないものです。

オンライン英会話であれば、自宅にいながら、好きな時間に親の目の前でレッスンを受けることが出来るので、子供の様子を逐一確認できます。
また、無料体験が提供されているので、無料体験中にお子様に適しているのか、見極めるのもいいですね。

オンライン英会話に興味がある方は、小中学生の参考書シェアトップを誇る学研が運営している、クラウティというオンライン英会話がお子様の学習には最も適しています。

無料体験があるので、今日からチャレンジしてみましょう。

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