外国人は難しい単語ばかりを使っていると思っていませんか?
外国人と話しをするときに、彼らがそんなに難しい単語だけを使用して会話をしている印象はありません。
英会話の正解は、正しい英文法を使って話すことではなく、伝えたいことを正しく伝えられるかにあります。
正しい英文を使用することも大切ですが、難しい単語を使用して、教科書通りに話せることが正解ではないのです。
伝えたいことが相手に伝わり、コミュニケーションが成り立つことの方が大切です。
また、英会話が得意な人は、その考え方を知っており、何度も繰り返すことで頭の中で早く変換することができ、スムーズに口から英語を発することが出来るようになったのです。
英会話は何度も言いたいことを発する練習や互換を練習することで、早くアウトプットが出来るようになります。
なぜイディオムを知っておくべきなのか
難しい単語を知らなくても、たくさんのイディオムを知っていることで伝えたい内容を言い換えることが簡単に出来るからです。
また、イディオムを知っていることで、より英会話のハードルを下げることができるのです。
ネイティブスピーカーとの会話の中で、単語帳に載っていた単語を思いだすことができないことがあります。
その時に、なんていうんだっけ?
とその単語帳の単語を思い出すのではなく、同じように言い換えることが出来るイディオムはないかな?
と言い回しを探し、言い換えられるようになることで、英語で会話することのできる幅が広がります。
また、スムーズに英会話をキャッチボールする力を身に着けることができるのです。商談や講義でのプレゼンでは、正しい言い方を事前に準備しておく必要はありますが、旅行や外国人とのセミフォーマルな場での英会話であれば、大きな問題はありません。
具体的な勉強方法は?
何か伝えたいことがあるけれど、どのように伝えたらいいかわからない場合、その時は、別の言い回しや言い方がないかを頭の中で考え、互換する練習をしましょう。
これをが出来るようになることで、口からスムーズに英文を発することが出来るようになります。
例えば、「明日出発するんだよ」と伝えたい場合、「I will leave tomorrow」が普通ですが、「出発する」=「leave」という単語を思い出せなければ、別の言い方や言い回しがないかと考えます。
「leave」は「take off」と言い換えることができます。
「I will take off tomorrow.」と言い換えれば、「私は明日出発します」とほぼ同じ意味になります。
このように様々なイディオムを覚えておけば、会話に詰まることは減るのです。
「動詞+前置詞」の組み合わせを沢山覚えておくことで難しい英語を覚えなくても大丈夫です。
同様に、日本語の中でも言いまわしを考えることも大切です。
例えば、「明日から仕事でアメリカに行きます。」を英訳すると、「I will go to United States for work from tomorrow.」ですが、英訳がわからなかった場合は、2文に分けて考えます。
日本語の中で2文に分けると、「明日からアメリカに行きます。なぜなら仕事があるからです。」となり、これを英訳すると「I will go to United States. Because I have job in United States.」このように、「I will go to United States for work from tomorrow.」と同じ意味になります。
日本語の中でまず、簡単な文章に分解します。
そして、その後英訳していくことで、英語に訳しやすくなるのです。
英訳にする際に単語がわからなければ、イディオムを使用することで、より英訳しやすくなります。
覚えておくと得するおすすめイディオム
フレーズ1: Get
意味:受け取る、得る、身に着ける、手に入れる
「get」は基本動詞の中ではとても使用頻度の高い言葉です。
Get up 起き上がる、Get off 降りる、Get on 乗る、Get to 行く
Get along with ~とうまくやっていく
フレーズ2:make
意味:作る、変える
Make a decision 決定する、Make a mistake 間違える、Make me happy 幸せにする
フレーズ3:put
意味:置く
Put off 延期する、Put on 着る、Put away 片付ける、Put out出す、Put up with 我慢する
フレーズ4:keep
意味:保つ、そのままにする、継続する
Keep on 続ける、Keep up with~についていく、Keep ~in mind~を心にとめる
Keep a seacret秘密にする