
英語の学習方法は様々あるけど結局どの学習方法が一番効果があるの?
英語ができる人が行っている勉強方法を教えてください。
今回の記事はこのような疑問に答えていきます。
これから英語の学習をする方、現在学習を行っている方誰もが一度は抱える悩み、それが『どの学習方法が一番効果があるのか?』です。
貴重な時間をたくさん使い学習を行うより、短い時間で効率よく学習した方が良いですよね。
2020年現在、沢山の学習方法が様々なところで紹介されており、結局どの学習方法が良いのかわからない状況です。数年前のぼくもその状況でした。
是非今回の調査結果を英語学習の役に立ててください。
今回の調査方法
出来るだけ参考になるデータが欲しかったため、今回は日本に住んでいる日本人に対して、クラウドワークスとLancersを利用しアンケートを実施しました。
また英語ができる人をターゲットに今回のアンケートを実施しているのですが、”英語ができる”という表現があいまいなため下記のいずれかに当てはまる人のみに絞って調査しております。
- TOEIC 700点以上
- IELTS 6.0以上
- 英検2級以上
『留学した』や『国際結婚した』などの参考にできないデータは省き、現実的な学習方法のみ厳選しております。
調査回答者内訳
今回クラウドワークスなどのオンライン上でアンケートを実施したため回答者の年齢内訳は下記のように若めとなっております。
10代 | 4% |
20代 | 28% |
30代 | 45% |
40代 | 18% |
50代 | 3% |
60代 | 1% |
70代 | 1% |
参考までに回答者の男女比は下記となります。
女性 | 70% |
男性 | 30% |
英語ができる人が答える最も効果のあった学習方法
ここまで説明した条件や回答者を元に集計した、英語ができる人が答える最も効果的な学習方法は下記となります。
学習方法 | 回答% |
動画や映画を使った学習 | 31% |
参考書を使っての学習 | 24% |
学校や塾、オンライン英会話 | 21% |
アプリを使っての学習 | 13% |
その他 | 11% |
英語ができる人を対象に行った、最も効果のあった学習方法は、動画や映画を使った学習でした。
また、動画や映画を使った学習方法と答えたほとんどの人が、学習にYoutube を取り入れていました。
勿論、動画や映画と回答した人が他のツールを一切使わずに勉強したわけではありません。
ですが、今回の結果のように英語ができる人の31%が動画や映画を使った学習が最も効果があったと回答していることから、英語の学習に動画や映画を取り入れると、効率よく学習ができるといえるでしょう。
下記に、一部抜粋した回答者のコメントも掲載しておきますので参考にしてください。
動画や映画を使った学習方法をさらに詳しく知りたい方はむぎファミ英語ブログで詳しく紹介されているので参考にしてください。
動画や映画を使った学習と答えた人のコメント

英語レベル:TOEFL ibt89点
一年ほどでほとんどの英文は読めるようになりました。ですが専門的な言葉はまだ難しいです。

英語レベル:TOEIC750点
5ヶ月を過ぎたあたりで、急に読めるようになってきた。6ヶ月を過ぎた今では、少しずつ難しい英文法の文も話せるようになってきた。

英語レベル:TOEIC790点
好きな映画を字幕で見ることで2回見れば、耳が英語になれ三回目から単語それぞれの意味がわかるようになってきた。
使った動画:ワイルドスピードシリーズ

英語レベル:英検準一級
毎日三十分でも、好きな海外ドラマや映画を見ながらセリフキャプションと照らし合わせながらリスニングを続けると三週間で、英語が耳に入ってくるようになります。その後、1年ぐらいで、自分の言いたい事が大体簡単な英語で話せるようになる。
使った動画:フルハウス アメリカドラマ

英語レベル:IELTS6.5
毎日できる範囲で映画のセリフのシャドウイングをしていくことで、日常生活に使えるスラングや言い回しがすらすらと出てくるようになった。
使った動画:YoutubeでBBC
コメントを見てもらったら分かる通り、動画だけで英語力0から飛躍的に英語力をアップするのは難しいようです。ただ、学習と併用して、動画コンテンツに取り組むことで、英語力の成長を感じたと回答する人が多いようです。
今回のアンケートでも回答されたおすすめの動画は、下記記事でまとめてあります。
関連記事:【難易度別に紹介】決定版!楽しみながら英語が学べるYoutube動画18選!
参考書を使っての学習と答えた人のコメント

英語レベル:TOEIC780点
参考書の設問を教材通り解くことに加えて、問題文のリスニング(設問とは関係なく問題文全体を文章を見ながら聞く)とシャドースピーキング(リスニングの問題文全体を見ながらお手本の音声の後に同じ発音を繰り返すことを、問題文ごとに計3回行う)を毎日継続したことで、外国人との会話におけるスピーキング能力やリスニング能力が大きく向上した。
使った参考書:TOEIC(R)テスト公式問題集

英語レベル:英検準一級
毎日の通学などの隙間時間に英単語帳で英単語を見ながら音声を聞くことにより、難解な英単語も覚えることができ、かつリスニング力も鍛えることができた。そのため、英検準1級の文法や語彙の問題、リスニングで安定した点数をとることができた。

英語レベル:TOEIC895、IELTS7.0
リスニングを毎日行ったり、ディクテーションを定期的に行うと耳が慣れて、英語への抵抗がなくなり、聞きとりやすくなった。ライティングもなるべく毎日書き、友人に添削してもらっていた。
使った参考書:IELTS過去問academic
学校や塾、オンライン英会話と答えた人のコメント

英語レベル:TOEIC700点
受講して半年くらいで、何となくヒアリングできるようになりました。語彙はかなり増えました。
利用したサービス:DMM英会話

英語レベル:TOEIC835点
1日25分のレッスンをほぼ毎日続け、1年ほどで読むスピードが速くなったように感じた。
利用したサービス:レアジョブ、DMM英会話

英語レベル:TOEIC900点
毎朝50分のオンライン英会話を続けて3ヶ月くらいで会話のキャッチボールがスムーズにできるようになりました。
利用したサービス:レアジョブ
週に1度のオンライン英会話受講ペースでも数カ月程度で成長を実感する方も多いようです。
本当にオンライン英会話に効果があるのか疑問に思う方は、こちらでオンライン英会話の効果に関する調査結果を公開していますので、参考にしてください。
どのオンライン英会話が効果があるのか、気になる方は下記記事を参考にして下さい。
関連記事:【2021年最新】厳選したオンライン英会話7社を徹底比較【すべて無料です】
アプリを使っての学習と答えた人のコメント

英語レベル:TOEIC920点
リスニングは英検やTOEICの試験教材でシャドーイングを毎日行います。リーディングは英語長文に抵抗がなくなるようにネットベースや紙面で英字新聞や英文雑誌を読みました。英単語はmikanやankiで覚えました。
利用したアプリ:mikan、anki

英語レベル:英検準一級
時間を惜しまずにアプリを使い勉強し約1年間後ぐらいには、英文が分かるようになりました。
利用したアプリ:スタディサプリENGLISH

英語レベル:TOEIC875点
言語交換アプリで複数人の人とやりとりをしていました。基本的な知識は義務教育で持っていましたが、生の英語に触れるいい機会になり、ボキャブラリーも増えたと思います。海外の方で日本語を勉強している方も多かったので、言語交換しやすくこちらも勉強になりました。半年程度ですが、毎日継続して行ったことが良かったと思います。
利用したアプリ:Tandem
今回コメントでも多数出ているおすすめの英語学習アプリが気になる方は下記の記事を参考にしてください。
おわりに
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