“BT”Wや”LOL”、”RIP”など、英語のメッセージやSNSでは略語がよく使われています。
英語が読める人でも、この略語の意味を知らなければ暗号みたいで読めませんよね。
私はネイティブの友達とメッセージのやり取りをしたとき、英語の略語を使われて最初は分からなかったので聞いたり調べたりしていました。
そうすると、省略表現の多いネイティブのメッセージや、SNSやウェブにある英語の掲示板などもスラスラ読めるようになりました。
この記事を読めば、あなたも英語の省略表現を覚えて自分で使えるようになります。
今回は、日常やビジネスの場面で使われる英語の略語をご紹介していきます。
ネイティブが使う英語の省略表現を知っていると便利
略語は英語で“abbreviation”(アブリビエイション)といいます。
例えばこちらは各単語の頭文字をとった略語です。
BTW = By the Way 「ところで」
次は単語を音の響きで省略表現したものです。
Cuz = Because 「なぜなら」
他には、数字を英語の音で置き換えたりすることもあります。
2 = to (too) 「~に」 4 = for 「~に」
これにU = youの略語を組み合わせるとこうなります。
You too → U2 「あなたも」 For you → 4U 「あなたのために」
字面だけ読むと暗号みたいですが、声に出して読むと同じ音なので意味が通じます。
このように、英語の略語を使うことで、SNSやメッセージのやり取りがシンプルになります。
私の好きなアブリルラヴィーンの歌で「Sk8er Boi」(スケーターボーイ)というタイトルがあります
「skate」 → 「sk8」+「-er」=「sk8er」
単語の途中に数字の8を使った省略表現です。
“Boy”も”Boi”になっていたりと、スペルがおかしいように見えますが、日本語でいうギャル語みたいなもので、アブリルも当時17歳だったので若者らしさが出ていますよね。
日常でよく使われる英語の略語集
SNSやメッセージなどで親しい人とやり取りしたりする時に使える英語の略語表現をお伝えします。
英語の省略表現は大文字でも、小文字でも大丈夫。
まずは簡単な英単語から。
- b = be
- c = see
- r = are
- u = you
- y = why
- 2 = to, too
- 4 = for
- 8 = ate
- ur = your
- ex = example
- bro = brother
- pls = Please
- sry = sorry
- thx = thanks
- ppl = people
- pic = picture
- txt = text
次に、簡単なあいさつなどのフレーズです。
- CYA = See you 「またね」
- CYT = See you tomorrow 「また明日」
- NP = No problem 「問題ない」
- GN = Good night 「おやすみ」
- IDK = I don’t know 「わからない」
- JK = Just kidding 「冗談だよ」
- NVM = never mind 「気にしないで」
- G2G = got to go 「もう行くね」
- LMK = let me know 「知らせてね」
- RIP = Rest in peace 「ご冥福をお祈りします。」
他に日常でよく使われるフレーズはこちらです。
- BFF = best friend forever 「親友」
- B-day = birthday 「誕生日」
- BF = boy friend 「彼氏」
- GF = girl friend 「彼女」
- XOXO = Hugs and kisses 「ハグとキス」
- ※一般的にXはキスしている2人の横顔に見えて、Oはハグしている所を上から見ればそう見えるからです。
- ILYSM = I love you so much 「大好き」
- 4EAE = forever and ever 「永遠に、ずっと」
そして、日本語でも使われる英語の略語です。
- DST = Daylight saving time 「夏時間、サマータイム」
- FAQ = Frequently asked questions 「よくある質問」
- PIN = Personal Identification Number 「暗証番号」
- MC = Master of Ceremony 「司会」
- VIP = Very Important Person 「重要人物」
- DIY = Do It Yourself 「自分で行う、日曜大工」
ビジネスでよく使われる英語の略語集
ビジネスシーンや初対面など、かしこまった場面でも使える略語をご紹介します。
まずは2、3文字の省略表現から。
- CC = Credit Card 「クレジットカード」
- N/A = Not Applicable/ Available 「該当なし」
- OMW = On My Qay 「今向かってます」
- OTP = On The Phone 「電話中です」
- IMO = In My Opinion 「私の考えでは」
- ATM = At The Moment 「今のところは」
- FYI = For Your Information 「参考までに」
- TNT = Till Next Time 「また会いましょう」
- PTO = Paid Time Off 「有給休暇」
- OoO = Out Of Office 「外出中」
- BRB = Be Right Back 「すぐ戻ります」
- EOM = End Of Message 「(メールなど)メッセージはここで終わり」
英語で4文字以上の略語です。
- ATTN = For The Attention of 「〜宛」
- NNTR = No Need To Reply 「返信不要です」
- AWOL = Absence Without Leave 「無断欠勤」
- ASAP = As Soon As Possible「できるだけ早く」
- TTYL = Talk To You Later 「後で話しましょう」
- TYIA = Thank You In Advance 「よろしくお願いします」
- BYOB = Bring your Own Beer/ Bottle/ Beverage 「(パーティなど)ドリンクは各自持参してください」
- RSVP = Respondez S’il Vous Plait(フランス語) 「出欠のお返事お願いします」
- ※フランス語が語源の略語ですが、英語の中でも良く使われます。
- YAGNI = You Ain’t Gonna Need It 「それは多分必要ないです」
- WYSIWYG = What You See Is What You Get 「画像通りに印刷できます」
まとめ
英語の略語を知っていると、ネイティブが書いた文やメッセージを読むのに便利。
英語の省略表現は、主に日常で使うものとビジネスの場面で使うものがあります。
それぞれのシーンに応じて使い分けましょう。
英語の省略表現を知らずに、ネイティブメッセージなどを見ると、暗号のようで難しいと思うかもしれません。
でも略語を一度覚えてしまえば、海外のWeb掲示板やSNSを読むのが面白くなってくるはずです。
また、日本語の流行語と同じように次々に新しいものが出てくることもあるのでアンテナを張っていることも大切。
英語は省略表現にかぎらず、どんどん使ってみてアウトプットすることで覚えるのが基本なので、ネイティブの友達とやり取りしたり、SNSを利用して楽しみながら覚えていきましょう。