英会話や英文でよく出てくる単位について解説

スピーキング

みなさん、長さと言えばメートル(m)やセンチメートル(cm)、重さならキログラム(kg)やグラム(g)が、ぱっと浮かんできますね。

これはメートル法といわれ、フランスやドイツ、そして日本ではこちらを使うのが普通です。

ところがアメリカやイギリスではヤードポンド法という、日本人にはイマイチピンと来ない別の単位を使うことが多くなっています。

また、それぞれの単位の関係も、日本人からすると、なかなかややこしいものとなっています。

ここでは、英語で使われる単位や量的な表現について、一部ご紹介します。

長さの単位

inch(インチ)・feet(フィート)

1inch=2.54cmです。

単位標記はinや”と書かれます。
例えば、10インチなら10inや10″と書きます。

なお、10は複数なので読み方は”10inches”です。インチを使っている身近な例としては、ジーンズのウエストサイズが挙げられます。

後ろに数字が書かれていますが、28と表示されていたら、ウエストサイズ28インチ→28*2.54=約71cmとなります。

おおよそ2.5倍すればセンチになると覚えておきましょう。

1feet=30.4cmです。

単位標記はftや’とかかれます。たとえば、10フィートなら10ftや 10’といった具合です。

inchとfeetの関係

1ft=12inです。

なんで10じゃなくて12なんだろうって感じですが、そうなってしまっているので、残念ながら覚えるしかありません。

yard(ヤード)・mile(マイル)

1yard=36in=0.91mです。

単位標記はydと書かれます。ゴルフで距離を表すのに300ydとか言いますね。

1mile=1.61kmです。

道路標識や移動距離関係でよく使われます。単位標記はアメリカではmiやmile、イギリスではmlと書かれます。

イギリスのmlはミリリットルと同じで紛らわしいですね。

【余談】模型の縮尺

プラモデルなどのミニチュア模型の一般的な縮尺は1/12とか1/48、1/72といった具合で、なんだか中途半端な数字です。

これはインチとフィートの関係に由来しています。

実物のサイズが1フィートだとすると、縮尺を1/12にしておけば1フィート→1インチとなり、模型を作る側としては計算が簡単で、わかりやすくなるのです。

また、1/72は1フィートを0.5インチにする縮尺です。

プラモデルはイギリス発祥、米英を中心に発展していった経緯があるので、日本などメートル法を使う国でも1/12や1/72を使い続けているのです。

yardとmileの関係

1mile=1760yardです。

なんだかめちゃくちゃなイメージですが、これはmileとyardはそれぞれの起源が違うことが原因ではないかと思われます。

milleの起源は人の歩数から、yardは身体のサイズから来ていると言われています。

重さの単位

ounce(オンス)

1ounce=28.35gです。

ozと書かれます。

pound(ポンド)

1pound=453.59gです。
単位標記はlbです。

輸入食品などの表示でよく見かける単位なので、ざくっと500倍すればグラムに変換できると覚えておくと、何かと便利です。

なお、0.5ポンドと言った表現はほとんどせず、half of pound(1ポンドの半分=約230g)といった表現が一般的となります。

poundとounceの関係

1pound=16ounceです。

長さと同じでなんだか中途半端な数字ですが、おぼえるしかありません。

組み合わさった単位

長さと重さが組み合わさった単位、面積や速度などです。ヤードポンド法でそれらを表すというだけで、内容的にはメートルやキログラムを使う場合と同じです。

面積の単位

考え方はm2(平方メートル)などと同じです。
squareは正方形を意味します。

ft2(square feet) 1ft2=30.4cm×30.4cm=924.2cm2

in2(square inch) 1in2=2.54cm×2.54cm=6.45cm2

他、土地の面積を表す単位でacre(エーカー)というものがあり、単位標記はacで、1ac=4840yd2≒4096m2です。土地面積を表す単位だけに、結構大きな単位です。

速度の単位

 mph(mile per hour)  

考え方はkm/h(キロメートル/時)と同じで、「1時間に何マイル進むか」です。

なので、1mph = 1.61km/hとなります。日本の高速道路の基本制限速度は100km/hなので、mphだと62mphとなります。

慣れないと、なんだか遅そうな印象を受けますね。

なお、速度に限らず、英語では/のかわりにp(per(~あたり)の略)を使うことが多いです。

 圧力の単位

psi(pound per square inch)

「1平方インチあたり何ポンドの力がかかるか」を表す単位となります。

計算はちょっとややこしいので省略しますが、1psi=6.89kPa(キロパスカル)です。

タイヤの空気圧などでpsiを使うことがあります。日本で一般的に使われているkPaに直すには、だいたい7倍すればよい、ということになります。

数の数え方・期間など

日本語ではあまり馴染みがないですが、英語では数の数え方や量の表し方が多彩です。

 dozen(ダース)

1ダースは12個を表します。

one dozen pencils(鉛筆1ダース)という感じで使われます。半ダース(6個)はhalf-dozenなどと言います。

gloss(グロス)

1gloss=12dozen=144個です。

decade

decadeは名詞で、10年を表します。複数形はdecadesで、several decades (数十年)など表現します。

TOEICではリスニング、リーディング共によく出てくる単語です。