【英語試験】IELTSを勉強するメリットと始め方

IELTS

英語の試験と聞いて、思い浮かぶのは、「TOEIC」「英検」ではないですか?

国際化が進む、この時代に必要になっていくのは、世界で通じる英語のコミュニケーション能力!そのためにはスピーキング力を伸ばす必要があるのです。

しかし、TOEICと英検を勉強していても、日本人の英語力は他の国の方々と比べると低いのは確かです。

この記事では、「TOEIC」「英検」などの日本人が受けているだけのテストではなく、世界中の人々が受けている英語のテスト「IELTS」について話していきます。

この記事を書いた人
Kento

経歴
・2012年:単独海外へ留学
・2016年:現地の学校卒業(Diploma of Business)
・2017年:現地の会社へ就職で毎日英語を使い仕事
・現在海外生活10年以上
元々be動詞すら分からなかった英語レベルからオンライン英会話、アプリ、学校などを利用し、現在では海外の学校を卒業後、就職の為IELTSを取得し海外の会社に就職できる英語力までなりました。
この経験を元に英語学習者にとって有益な情報を発信しています。

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IELTSってどんなテスト?

正式名称の、(International English Language Testing System)の頭文字をとってIELTSと呼びます。

140か国で認定されている公式なテストで、アメリカやイギリスなどへの留学や研修への英語力の証明や、海外移住申請の際の英語力を図るためのテストです。

テストには、それぞれ下記の4技能があり、それぞれの点数を出して平均したものが「Band1‐9」と言う形で出されます。

  • Speaking
  • Writing
  • Reading
  • Listening

IELTSには2種類のコースがある。

General とAcademicがあり、Reading とWritingの内容が、それぞれ少し変わってきます。

  • Generalコース…永住権申請などの移民のための英語力を図るテスト。
  • Academicコース…CollegeやUniversityなどの学校へ入学する際の英語力を図るテスト。

4技能のテストはだいたい3時間ほどかかり、Speakingだけ次の日に行われる場合もあります。

IELTSを勉強するメリットは?

それでは、なぜ今後、TOEICや英検ではなくIELTSを勉強する必要があるのかを解説していきます。

「スピーキング」力と「ライティング」力を図れる。

英検には、スピーキングのテストも少し入ってきますが、きちんとした「スピーキング力」と「ライティング力」を点数化することは、TOEICと英検にはありませんでした。

海外の人から見ても、よく言われるのは、日本人にあきらかに足りていないものは、スピーキング力です。

文法や、英文は読める人は多くても、実際に話してコミュニケーションを取れる方は少ないのが現状です。

IELTSは、主にヨーロッパで重要視されている英語の4技能全てを図るテストであり、IELTSのスピーキングテストは、面接官と対面になります。

実践的な英語力を図れるテストと言えるでしょう。

学校教育にも、取入れられてきた。

英語力の必要性は年々増し、教育員会も小学校からの英語教育を始めたようです。

中学、高校の英語教員には、IELTSスコアの取得が必須になってきているようです。

そんな中、日本で問題になっているのが、IELTSを教えれるほどの英語力の持ち主が日本にいないということです。

そんな日本の状態を先取りし、早めにIELTSの勉強を初めておくと今後、あなたの価値は上がっていきますよ。

海外でも認められているテスト

TOEICは日本のみでしか通用しない英語力を図るテストですが、IELTSはその公平さと高品質さなどで、高い信頼性が全世界で認められているテストです。

海外進出を目指している方、会社での海外研修の機会が出てきた際など、IELTSのスコアを持っているとチャンスは格段に上がります。

また、海外の学校への進学を考え中の方も、入学基準の一つはIELTSのテストスコアも入っているので、早めに勉強し始めることをお勧めします。

IELTSのテスト内容を知ろう!

IELTSの必要性は分かったけど、どこから初めて良いのか分からないという方も多いでしょう。

一度、練習問題を解いてみて、自分の今の点数と目標を設定してみて下さい。

テスト内容

Writing (1H)

 

Section 1

(General)

友達へのカジュアルな手紙や、会社へのビジネスレター。(150字以上)

(Academic)

グラフや、生き物の成長過程の説明。(150字以上)

 

Section 2

エッセイ(250字以上)

 

Listening (1H)

 

Section 1~Section 4 (40問)

 

Reading (1H)

 

Section 1~Section 3 (40問)

GeneralとAcademicで問題が違いますが、Academicの方が内容が専門的になります。

 

Speaking (15min)

 

Section 1

自己紹介や、日常生活に関する質問。

 

Section 2

質問に対し2分間使って答える。

 

Section 3

アカデミックな質問。

 

点数

点数の採点はBand 1~Band 9で測定されます。

Listening

スコア4.55.05.56.06.57.07.58.08.59.0
正解数13-1516-1718-2223-2526-2930-3132-3435-3637-3839-40

 

Reading (General)

スコア4.55.05.56.06.57.07.58.08.59.0
正解数19-2223-2627-2930-3132-3334-353637-383940

 

Reading (Academic)

スコア4.55.05.56.06.57.07.58.08.59.0
正解数13-1415-1819-2223-2627-2930-3233-3435-3637-3839-40

 

まとめ

少しでもIELTSに興味を持っていただけたでしょうか?

日本では、まだそこまで普及してないので、テスト会場も遠かったり、テストの金額も3万円以上と安くありません。

また、テストのレベルも高く最初は、ほとんど解けずに諦めてしまいそうになるでしょう。

しかし、IELTSを持っていると他の人と、大きく差が付く英語力の証明になりますよ。

TOEIC700点以上をお持ちの方は積極的に、挑戦することをお勧めします。

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