特にe-mailを英語でやり取りしたり、英語のSNSの投稿を読むとたまに見慣れない「略語」があると思います。
- 意味が分からない・・・
- 誰かに聞くのも恥ずかしい・・・
このような方に今回はよく使う英語の略語を海外在住8年目のぼくが紹介していきます。
今も海外で英語の生活を送っているので、代表的なものは全て紹介できると思います。
実は略語は知っているとコミュニケーションにとても便利で、文字数が少なくても意図を伝えやすくなります。
しかも、なんとなくかっこよく見えたりします。
膨大な数の略語が世の中にはありますが、現役海外在住のぼくが現地でよく使う略語に絞って紹介していきます。
ビジネスのコミュニケーション
論文や文学作品を読んでいても略語にはほとんど遭遇しません。
一方、ビジネスのコミュニケーションでは略語はしばしば使われます。
筆者は現在海外のローカルの会社で働いており、働き始めた当時は、英語を使って仕事をし始めたばかりで、これ何?と思い、その都度周りに聞いたり、調べたりしながら仕事をしていました。
使われる略語はある程度決まっていて、そうそう新しい言葉が登場するわけでもないので、よく使われる略語を知っておくと便利だし、ほんの少しかもしれませんが「あ、この人英語そこそこわかるのね」と相手が思ってくれるかもしれませんから、ちょっとしたアドバンテージにもなります。
略語が使われるのはなぜ?
例えば日本語と英語を比較すると、日本語の文字の数はひらがな、カタカナ、漢字を合わせるとおそらく数千はあるでしょう。
一方英語は皆さんよくご存じの通りアルファベットの26文字しかありません。
この文字数の違いが反映されるのが、文章の長さです。
例えば漢字は字に意味がありますから、比較的短いセンテンスで意味を表現することが可能ですが、文字数が少なく文字に意味がない英語は、26文字ですべてを表現するわけですから、必然的に単語1つの文字数が長くなりがちで、結果として文字数が多い文章になりがちです。
しかしながら、長文読解をはじめとして、誰でも長い文章を好んで読むわけではありません。略語を使うことはこの「長文化」を緩和する作用があると思います。
知っていると便利な略語
以下に挙げる略語を覚えておくと、便利ですよ。
- FYI For your information ご参考まで
- FYR For your reference ご参考まで
- TBA To be announced 後から連絡します
- TBC To be confirmed 確認中
- TBD To be determined まだ決まってません、これから決められます
- ASAP As soon as possible なるべく早く
- PIC Person in charge 担当者
- ETA Estimated time of arrival 到着予定時刻
- BTW By the way ところで
個人的には日本語のコミュニケーションでも使うものがあります。
例えば、自分以外の人に情報共有したいe-mailが届いたら、転送するときにFYIと本文の頭に入力しています。
現在海外のローカルの会社で働いていますが、FYIは仕事で頻繁に使います、
「FYIって何?」と尋ねられることもありました。そんなことがあれば、「For your informationの略」と教えてあげましょう。
まとめ
- 英語の略語が使われるのは主にビジネスのコミュニケーション
- 略語は英文がその文字の種類と数が理由で「長文化」しがちになるのを緩和する効果がある
- 知っておくと便利な略語を覚えてしまおう
特に口語ではなく文字でコミュニケーションをとるときに略語はコミュニケーションをわかりやすくかつ円滑にしてくれる効果があると思います。
よく使われるものは覚えて、日常的に使いましょう。