中学校の英語で、「もちろん」の表現を英語でどのように習いましたか?
多くの方が、Of course.と習ったのではないでしょうか。
そして、Of course.以外の表現はあまり覚えがない…という方も多いようです。
繰り返し授業に出てくるため、「もちろん」=オフコースと覚えてしまっている方がとても多いように思います。
しかし、場合によってはOf course.の「もちろん」があまり適切な返答でないことがあります。
例えば、会社の上司から、仕事が順調に回っているみたいだね、とこえをかけてもらったときに、Of course.と回答した場合、
「もちろん順調に決まっています。そんなこと聞くまでもないですよ。」
というような謙虚さの無い会等になってしまいます。
Of course.は、友人との会話や、家族との会話で使う分には問題ありませんが、上司や目上の方との会話の中では、もう少しフォーマルな「もちろん」の表現を使ったほうが、より丁寧な印象を与えます。
この記事では、オフコース以外の「もちろん」を、シチュエーション別にご紹介していきます。
2020年現在も海外に住んでいるため、よりリアルな英語の情報を発信していけるかと思います。
これがネイティブの使う「もちろん」の表現
- Sure / Sure thing
- Why not?
- I’d love to.
- Certainly.
- Undoubtedly.
- No problem.
- By all means.
- Absolutely.
今回紹介する英語の発音方法が分からない場合は、読み上げサイトで発音を確認してください。
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Sure / Sure thing
こちらも中学校で習う単語ですが、オフコースより丁寧な表現になります。
サービス業の方などは、お客様の依頼に対してSure,と回答することが多くあります。
また、日常会話でもお願いされたときやお誘いがあった時などに、快諾する答えとしてSureを使用します。
Sure thing.も似たようなシチュエーションで使用しますが、謙虚な回答になるため、目上の人からのお願いの回答として「もちろんです」と回答したいときに使ってみてください。
Why not?
こちらはカジュアルな会話の時に使う「もちろん」の表現です。
疑問形になっているため、「ダメなわけないでしょ?」というような、当然OK!の意味を含んでいます。
May I sit here?(ここ座って良い?)→Why not?(もちろん)というような、フランクな会話で重宝します。
I’d love to.
こちらは、「喜んで!」という意味を含んだ「もちろん」の表現です。
依頼やお誘いの返事として、このフレーズを使うと、相手も嬉しい気持ちになります。
例えば留学先で家事を手伝ってくれる?と聞かれたときや、異性からデートに誘われたときは、こちらのフレーズを使ってみてくださいね。
Certainly.
こちらはフォーマルな「もちろん」の表現です。
どちらかというと、「かしこまりました」や「承りました」のニュアンスが近いです。
普段の会話で使うと、少し硬い印象になってしまうので、目上の方や取引先との会話で使ってみましょう。
Undoubtedly.
あまり日本人になじみのない単語であるUndoubtedly.ですが、こちらも「もちろん」の回答で使うことがあります。
しかし、直訳では「疑う余地のない」「確定的に」などの意味になりますので、考える余地もないほど「Noである必要が見当たらない」というような、少し強い「もちろん」の表現になります。
Is varicella a curable disease?
水疱瘡は治る病気ですか?
Undoubtedly.
もちろんです。
このような使い方をします。
否定形はUndoubtedly not.となり、「もちろんそんなことはない」という意味を表現します。
No problem.
「問題ありません」という意味のノープロブレムですが、依頼などの回答に、「もちろん、問題ないよ」といった意味で使用できます。
Sureよりカジュアルな表現になりますので、親しい人との会話で使いましょう。
ニュアンスとしては、「別に構わないよ」というような、ラフな印象です。
By all means.
こちらはSureと同様のシチュエーションで使えます。
依頼や質問に対し、「もちろんです」と回答したいとき、また、答えが確定している質問の回答などにこちらを使用します。
Absolutely.
相手の意見に賛同して「もちろん、その通りだよ」と伝えたいときに使う便利な単語。
直訳は「完全に」「絶対に」などといった訳になりますが、質問の回答で使う時には上記の「もちろん」という意味になります。
相手の言ったことに賛同する意味があるので、ポジティブな「もちろん」の表現です。
否定形はAbsolutely not.となり、「絶対にそんなことはない」という意味を表現します。
「もちろん」で好感度を上げる!
会話の中でもちろんと回答する機会は思ったより多くあります。
OKやYesという回答でも、会話は成り立ちますが、相手の言葉に対して適切な「もちろん」の回答をすることで、あなたの好感度はぐっと好印象になります。
また、会話の中で今回ご紹介した「もちろん」の表現の回答があった場合、相手のニュアンスを理解することができるようになります。
ここで紹介したカジュアルな表現、丁寧な表現を使って「もちろん」と回答することで、会話で印象の良いイメージを持ってもらいましょう。