英語の形容詞の全てをシンプルに説明【良く使われる形容詞一覧あり】

英語学習

英語には名詞や形容詞、副詞といった様々な品詞があり、それぞれが文章を構成するために役割を担っています。

特に形容詞については、複数の使い方を持ち、時にはいくつかの形容詞を連続して活用することもあるため、「どうやって使うの」「他の品詞と何が違うの」と考えている方も多いと思います。

英語の形容詞が全く分からない人でも、今回の記事を読めば、完璧に使いこなすことが出来るようになるでしょう。

この記事を書いた人
Kento

経歴
・2012年:単独海外へ留学
・2016年:現地の学校卒業(Diploma of Business)
・2017年:現地の会社へ就職で毎日英語を使い仕事
・2021年現在海外生活10年目
元々be動詞すら分からなかった英語レベルからオンライン英会話、アプリ、学校などを利用し、現在では海外の学校を卒業後、就職の為IELTSを取得し海外の会社に就職できる英語力までなりました。
この経験を元に英語学習者にとって有益な情報を発信しています。

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英語の形容詞とは?

形容詞とは主に「名詞を説明する役割」がある品詞です。動詞や形容詞自身を説明することはありません。

例えば、
My cat is cute(私の猫は可愛い)
という例文について、cute(可愛い)という形容詞はMy cat(私の猫)という名詞句を説明しています。

他にも、

My small cat is cute. (私の小さな猫は可愛い。)

この文章は、cat(猫)という名詞をsmall (小さい)という形容詞が修飾しており、small cat「小さい猫」という名詞句を形成しています。
そして、cute(可愛い)という形容詞がMy small cat(私の小さい猫)という名詞句を説明し、「この小さい猫は可愛い。」という文章が形成されます。

以上のように、形容詞は名詞(句)を説明する役割があります。

また、上記の二つの例文では、形容詞の位置が名詞の前や動詞の後ろに位置しており、使い方が定まっていないように見えます。

しかし、これらはそれぞれ、限定用法、叙述用法という異なる用法での活用であり、一定の規則の下、形容詞の位置は決まっています。

詳しくは下記の「限定用法と叙述用法の違い」で説明しています。

形容詞と副詞の違い

形容詞とよく似ていると言われる品詞として「副詞」があります。

形容詞は「名詞のみ」を修飾する品詞ですが、対して副詞は「名詞以外(動詞や形容詞など)」を修飾する品詞です。

例えば、

My cat is very cute. (私の猫はとても可愛い。)

この例文では、very(とても)という副詞が、cute(可愛い)という形容詞を修飾し、「とても可愛い」という意味を形成しています。

他にも、

My cat walks slowly. (私の猫はゆっくり歩く。)

この例文ではslowly(ゆっくり)という副詞がwalks(歩く)という動詞を修飾し、「ゆっくり歩く」という意味を形成しています。

このように、動詞や形容詞といった、名詞以外の修飾を行うために使われる品詞が「副詞」と言います。

限定用法と叙述用法の違い

形容詞の使い方には「限定用法」と「叙述用法」があります。
漢字を見ると難しいように見えますが、実はシンプルなのでここで押さえておきましょう。

再度、上記の例文を見てみます。

My small cat is cute. (私の小さい猫は可愛い。)

この文章には、small(小さい)とcute(可愛い)という二つの形容詞が使われています。しかし、この二つの形容詞が使われている位置が、smallはcatという名詞の前、cuteはbe動詞の後ろとなっています。

この文章のsmallのように、名詞の前に置かれている形容詞が「限定用法」としての活用です。
一方で、cuteのように動詞の後ろに置かれている形容詞が「叙述用法」としての活用とされています。

それぞれ詳しく解説していきます。

限定用法とは?

「限定用法」とは名詞の前に形容詞を置き、名詞の意味をより限定させるために使用される用法です。

  • There is a beautiful jewelry. (美しい宝石がある。)
  • I like hot coffee. (私は熱いコーヒーが好きだ。)
  • I have a blue handkerchief.(私は青いハンカチを持っている。)

上記はすべて、形容詞+名詞の組み合わせで一つの名詞句を形成しており、名詞をより限定的な意味を持つものにしています。

このように、名詞の直前に形容詞を置き、名詞を直接的に修飾している用法が、「限定用法」です。

叙述用法とは?

一方で、「叙述用法」は限定用法のように直接的に名詞を修飾する役割ではありません。主に動詞の後ろで使用され、形容詞を文章の補語の役割に当てる用法を言います。

「叙述」とは、「(物事の有様を)順を追って述べること」という意味があります。先行している名詞(句)の有様を、形容詞が述べるという使い方です。

例文を見てみましょう。

  • This jewelry is beautiful. (この宝石は美しい。)
  • This coffee is hot. (このコーヒーは熱い。)
  • My handkerchief is blue.(私のハンカチは青い。)

上記の文章の「beautiful」「hot」「blue」はすべて叙述用法で使用されています。

先行している名詞(句)を説明する目的の、動詞の後に置かれる形容詞を叙述用法と言います。

複数の形容詞を使う場合の順番

時には一つの名詞に対して複数の形容詞を使う場面があります。

例えば、「彼は黒くて素敵なドイツ車を持っている。」という意味を伝えたい場合を考えます。
「彼が持っている車」を説明するためには、

  • Black(黒い)
  • German(ドイツの)
  • stylish(素敵な)

の三つの形容詞を使用する必要があります。

このように複数の形容詞を使用する場合には、形容詞の意味によって前後する順番が決まっています。

その規則の覚え方として、ここでは「OPSHACOMルール」を紹介します。

OPSHACOMとは「opinion」「shape」「age」「color」「origin」「material」の頭文字を取ったものであり、複数の形容詞を使用する際は、OPSHACOMの前から順番に使用する必要があります。

それぞれの語について具体的に説明します。

1.opinion(意見,評価)

大きく主観が含まれる意見や考えが当たります。

具体的には、

  • beautiful(美しい)
  • difficult(難しい)
  • excellent(優れた)

などがあり、複数の形容詞を使用する際はこれらが先頭に置かれます。

2.shape(形状)

二番目に来るのは形状を表す形容詞です。

  • round(丸い)
  • big(大きい)
  • long(長い)

などが当たります。

3.age(年齢)

次に年齢や物の古さを表す形容詞です。

  • old(古い、老いた)
  • new(新しい)
  • ancient(古代の)

「age」と聞くと人の年齢を真っ先に思いつくかと思いますが、人の年齢以外にも物の新しさや古さを使う表現もここに当てはまります。

4.color(色)

次に優先順位が高い形容詞は色を表す形容詞です。

  • red(赤い)
  • black(黒い)
  • white(白い)

などが挙げられます。

5.origin(起源)

例を挙げると、

  • Japanese(日本の)
  • Chinese(中国の)
  • American(アメリカの)

などがあります。起源というと良く分からないかもしれませんが、「どこで発祥したものなのか」という、場所を表す形容詞がここに当たります。

6.material(素材)

そして最後に素材を表す形容詞が置かれます。

  • plastic(プラスチックの)
  • wooden(木製の)
  • liquid (液体の)

などが挙げられます。

上記の規則に従った例文が以下のようなものです。

He owns a stylish Black German car. (彼は黒くて素敵なドイツ車を所有している。)

I want big white wooden desk. (私は白くて大きい木製の机が欲しい)

ここまで、複数形容詞が使われる際の、形容詞の順番を見てきました。しかし、日常使う英語において、一つの名詞の修飾するために使う形容詞は多くても三つほどだと思われます。

覚え方

上記のOPSHACOMの規則をすべて覚えられない人は、「主観的な形容詞」から「客観的な形容詞」の順に使用すると覚えてください。

例えば、 stylish Black German carの形容詞

  • stylish
  • Black
  • German

を比較します。

stylish(素敵な)は完全に主観です。
人によっては素敵ではないと感じる人もいるかもしれません。

Black(黒い)については、stylishよりは主観が入りにくいですが、中には灰色と思う人もいるかもしれません。

German(ドイツの)については、主観が入る余地が極めて少ないです。ほとんどの人がドイツの車と判断するでしょう。

このように、複数の形容詞を使用する際は「主観」から「客観」の順に並べて覚えることも有効です。

良く使う英語の形容詞一覧

最後に、代表的な形容詞を種類ごとに紹介します。
頻繁に使う形容詞のみを厳選しているので、是非覚えてください。

感情を表す形容詞

形容詞意味
happy嬉しい
sad悲しい
angry怒っている
nervous緊張している
scared怖がっている
ashamed恥ずかしい

意見や感想を表す形容詞

形容詞意味
interesting面白い
boring退屈な
greatすばらしい
favoriteお気に入りの
delicious美味しい

人や物の状態や特性を表す形容詞

形容詞意味
popular人気のある
famous有名な
comfortable快適な
fair公平な
helpful役に立つ
fast早い
heavy重い
expensive高価な

形状を表す形容詞

形容詞意味
round丸い
triangular三角形の
square四角形の
shape尖った

形容詞を含む英単語を覚える際は、上記のようなメジャーな単語から覚え、それに関連する対義語や、関連語などと紐づけて記憶していく方法が有効です。

まとめ

名詞を説明する役割を持つ形容詞は、「限定用法」「叙述用法」の用法に分けられ、それぞれ形容詞を置く位置が変わります。

また、複数の形容詞を使う際はOPSHACOMの規則に則って「主観的形容詞」から「客観的形容詞」の順番に使用していきます。

これらの規則をよく理解し、英語習得に活用してください。

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