小学校でも英語学習の授業が取り入れられている今、子供がどう英語力を身につけるのか、親として出来ることはないか?と一度は、悩むのではないでしょうか。
子供が英語に親しみ、自然と英語力を身に着けることができたら、それは親からの最高のプレゼントだと思います!
生粋の日本人である私の5歳の娘がどう英語力を自然と身に着け、英語を難なく話せるようになったのかその学習法をご紹介します。
なぜ娘が英語を話せるようになったのか
娘が、0歳の頃から生活の中に英語を取り入れ、英語に触れる生活を送っていました。
目についたものは、日本語と英語で伝えるよう心掛け、幼少期から生活の一部に英語が存在する環境を作りました。
赤ちゃんが日本語を覚え、話せることが出来るようになる理由と同じで、英語もたくさん聞かせることからスタートします。
英語を長く耳にしていると、聞きなれた音として認識することができるようになります。
日本語と英語という言語の違いを理解する前に、日々のライフスタイルの中から英語を取り入れていくことが大切です。
そうすることで、英語への抵抗感がなくなります。
日本語でないとわからないという感覚を持たせないことで、英語嫌い、英語が苦手という意識がなくなるからです。
どのように生活の中に英語を取り入れるのか
日々の生活には、辞書の中で生活しているように、たくさんの単語が存在します。
様々な日本語の名詞を乳児が覚えていくのと同じように、乳児期には、たくさんの単語を耳にするよう心がけます。
まずは、単語からスタートし、繰り返すことを続けます。
例えば、お散歩に出かけた時に、「あ、お花がきれいだね」と話しかけますよね、 その際に、「あ!お花がきれいだね。Flower、beautiful」と、日本語→英語と繰り返します。
他にも「電車だ、train」「トマトを買おう!tomato」
両親が話せないと現実的ではないのではないかと思うかもしれませんが、そんなことはありません。
完璧な英語を教えるための方法ではなく、英語を言語として身に着けるためのやり方です。
文法を教えているのではなく、英語という言語を知るきっかけを作っているだけなのです。
そして、子供が日本語で2語文を話せるようになる頃には、単語で表現するのではなく文章で表現することを心がけます。
例えば、「お花がきれいだね。This flower is beautiful.」
「電車が来たね!Train is coming!」
「トマトを買おう。Let’s buy tomato.」
簡単な英文を楽しそうに話している姿を見せられたらOK!
英文が少しくらい間違っていても大丈夫。まずはあきらめず、継続して続けることが大切です。
日本語を話し始めるのと同じように、英語もすっと口から出て来るようになります。
「This flower is beautiful.」とお花を見るたびに話しかけていたら、「flower beutiful」と2語文を話すようになります。
インプットする時間が多ければ多いほど、アウトプットする力も増えてきます。子供の成果を焦らずに、継続することが大切です。
なんとなく日本語と英語で話しかけている!それくらいのスタンスで、無理せず挑戦してみてくださいね!
英語を簡単に取り入れるおすすめ方法
絵本
文字と絵だけが載っている簡単な洋書の絵本も効果的です。
絵本は、単語を絵と音で記憶していくため、日本語の絵本と同様に、たくさん読み聞かせてあげることで単語をスポンジのように吸収し、記憶していきます。
乳児期~幼少期は、絵で見る単語の絵本を読んであげ、幼児期には簡単な物語の本を読んでいました。
1つでも好きな本が見つかれば、それを繰り返し読んであげると効果的です。
音楽
英語の童謡や馴染みのある音楽を遊んでいる時に流しておくだけで、自然とネイティブの音を耳で覚えることができます。
日々、子供へ英語での話しかけをする時にネイティブの発音ができなくても、洋楽の音楽を毎日聞き流すことで、きれいな発音を覚えてくれます。
何度も同じ音楽を聞かせることで、一緒に歌うことができるようになります。
正しい歌詞で歌っていなくても、なんとなく同じような音を口ずさんでいるだけで、将来とてもきれいな発音で英語を話すことができます。
口から出ることがでたらめでも、本人が楽しければOK!なりきって歌っていたら、ほめてあげてくださいね!
子供向けテレビ番組
日本でいう教育番組は、海外にもたくさんあります。
「セサミストリート」(米)や「Pepper Pig」(英)など、小さな子供でもわかるような、簡単な単語や言葉で構成されている子供向けのテレビ番組を見ることは、とても効果的です。
音楽とテレビの違いは、言葉のニュアンスや表現、話し方を身に着けることができます。
例えば、「I’m happy!」という言葉は、嬉しい時・幸せな時・楽しい時に使う言葉で、笑顔で発することが多いでしょう。
逆に「I’m sad」をいう時は、悲しそうな表情で言うことが多い。
どのようなテンションでその言葉を発するのかを聞くことができるのは、テレビ番組が一番わかりやすく、真似しやすいのです。
まとめ
継続は力なりという言葉がありますが、言語の学習に欠かせないのは、継続し続けることです。
0歳の赤ちゃんが、言葉を口に出すことに時間がかかるように、子供への英語の学習も時間がかかります。
ご両親の方が継続することを難しく感じ、辛いと感じて諦めてしまうこともあるでしょう。
しかし、幼少期にたくさん英語を聞き、どれだけ英語耳を作り上げることが出来るかで、リスニング力やスピーキング力に大きな差が出てくることは間違いありません。
是非、幼少期の脳みそのやわらかいうちに、生活の中に英語を取り入れて、英語が身近にある環境を意識してみてください。