子供の英語教育で、何から始めたらいいかわからない。
という方も多いはず。生活の中に英語を取り入れると言っても、どのように取り入れたらいいのだろう。
DVDや音楽を掛け流し、生活に取り入れることも簡単に出来るけれど、日々の子供との遊びの中に親子のやり取りの中で取り入れることができたら、それは理想のやり方だと思います。
ぬりえは子供が集中して遊ぶことのできる遊びの一つです。
また、色はどの単語も覚えやすく、言いやすいのも成功体験につながりやすいので、英語遊びのスタートにぴったりです。
なぜ子供と遊びながら学ぶことが大切なのか
子供は遊ぶことがお仕事です。
遊びの中で学ぶことが出来る環境は子供にとっては言うまでもなく良い環境と言えます。
モンテッソーリ教育など、遊びながら学ぶことを取り入れて、子供の環境を整えるような教育を推奨している代表です。
遊びの中に英語を取り入れることで、英語は楽しいものだという感覚が身に付きます。
英語は苦手だ、英語は難しいという先入観ではなく、英語って楽しいんだ!という感覚になるのです。
遊びの中に英語を取り入れ、楽しい感覚で学習することが出来たらいいですよね。
なぜぬりえからスタートするのが良いのか
様々な英語教材があり、どの教材を選ぶべきか?と考える方が多いでしょう。
ぬりえは机に向かって集中できる遊びの一つです。
注意散漫な状態で英語を伝えてもなかなか、子供は英語を吸収しにくいでしょう。
しかし、ぬりえは色と絵を見て集中して、単語を伝えることができます。
また、日本語での会話を簡単に英語に置き換えることができるので、親にとってもハードルが低く、遊びに英語を取り入れることが容易にできるのです。
英語で塗り絵をする具体的な遊び方
英語でぬりえをするならば、まずは簡単に塗ることのできるぬりえを用意しましょう。
ぬりえをきれいに塗る練習ではなく、英語を活用する遊びが目的ですので、遊びの中に英語を取り入れやすいような絵を選ぶのが大切です。
無料のぬりえをダウンロードできるHPもたくさんあるので、そこから1枚ずつ印刷してもいいと思います。
娘が3歳の頃は、食べ物や動物が単体で掲載されているシンプルなぬりえを選びました。
例えば、「りんご」の絵を塗る場合、絵を指さして「apple」鉛筆を手に取って「red」を繰り返し、伝えながら塗りました。
この時期は、こちらから繰り返し伝えることで、インプットの時期としました。
たまに、「真似してみて!」「One Two!」と伝えて、「Red」と言ってくれることもありました。
これを何度も繰り返すことで、自然と単語を吸収していきます。
娘が4歳の頃には、好きなプリンセスのぬりえを用意し、「What color is her hair?」と、髪の毛を指さし聞きます。
そして、娘が「Brown」と答えるというやり方で、答えながら色鉛筆を選び、色英語クイズをしながら、一緒に遊んでいました。
「Brown」と答えた後に、「It’s brown.」と、私が続けて言うようにすると、はじめは色の単語のみで答えていましたが、「It’s brown.」と2語文で伝えられる様にもなりました。
このように、遊びの中で繰り返す間にどんどん吸収し、アウトプットをする環境をしっかり作り上げ、声に出して子供自身が言う機会を作ることで、スピーキングの力がつくのです。
娘が一番最初に、理解できた!話せた!を体験できたのが、ぬりえの中での英会話でした。
文章にしなくても、単語だけで完結できる遊びであるぬりえは、その遊びながら学ぶことを体現するきっかけに、最適な遊びと言えるでしょう。
まとめ
生活の中に英語を取り入れることは、決して難しいことではありません。
子供と遊びながら英語を学ぶ環境を作り、英語に触れる時間を増やすことで、英語への苦手意識をなくすことができます。
英語を取り入れた遊びとして、まずはぬりえを取り入れることが簡単に始めるきっかけとなるでしょう。
インプットの量が多ければ多いほど、アウトプットへ近づくことができます。
また、子供たちの成功体験を作ることが、英語って楽しい!私もできる!を体験し、子供たち自身の楽しい気持ちが意欲的に吸収するきっかけとなります。
簡単な教材から成功体験を積み上げ、学んでいくという基盤を作ることが大切です。