英語が聞き取れないあなたへ!海外在住が教える唯一の解決策

リスニング

英語のリスニングは英語上達には必須のスキルであり、リスニングが上達すると飛躍的に英語のレベルが上がります。

現代では英語のラジオや映画、動画など様々なコンテンツで学ぶことができますが、なぜかコツコツ続けていても「聞き取れない」と悩む方が数多くいます。

語学学習の王道は、コツコツ時間を費やして続けることですが、知っていれば上達が早くなる方法があり、リスニングに関してはただ聞いているだけでは中々上達しません。

この記事を書いている筆者は現在オーストラリアで8年間生活しており、毎日生きた英語に触れています。

英語の聞き取りの勉強を行う上で2点の注意を記載していますので、その2項目を実践すれば3か月後にはある程度聞き取れるようになっているかと思います。

Kento Shiomiのプロフィール

この記事を書いた人
Kento

経歴
・2012年:単独海外へ留学
・2016年:現地の学校卒業(Diploma of Business)
・2017年:現地の会社へ就職で毎日英語を使い仕事
・現在海外生活10年以上
元々be動詞すら分からなかった英語レベルからオンライン英会話、アプリ、学校などを利用し、現在では海外の学校を卒業後、就職の為IELTSを取得し海外の会社に就職できる英語力までなりました。
この経験を元に英語学習者にとって有益な情報を発信しています。

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なぜ、学習しているのに英語が聞き取れないのか

コツコツ毎日学習しているのに、英語が全然聞き取れないと悩んでいる方に是非知ってほしいことがあります。

英語学習教材で聞く英語の多くは「キレイな英語」です。TOEICのリスニングパートで流れる問題もかなり「キレイな英語」です。

しかしながら、英語でコミュニケーションをとるときは、様々な人がいます。

  • ものすごく早口な人
  • ぼそぼそ話す人
  • 語尾がよくわからない人
  • 独特のイントネーションがある人

日本語でコミュニケーションをとるときに、方言やイントネーションが微妙に違うことに遭遇したことがある人が少なくないと思いますが、それは英語も同様です。

そもそも日常生活でのコミュニケ―ションでは聞き取りにくい英語は多いのです。

「聞ける」ことのメリットは何?

さまざまな人が話す英語を聞き取れることのメリットは、何と言っても世界中の人とコミュニケーションが取れることです。

近年のビジネスの現場は、アジアの人、ヨーロッパの人、北米の人、アフリカの人などとにかく様々な国と地域の人が当たり前のように存在しています。

でも、フランス語を母国語にしている人が話す英語と英語を母国語にしている人が話す英語はかなり違いがあります。日本語で標準語を話す人が関西弁を話すとなんとなく違うなと思うことがあるのに似ています。

よって、「さまざまな英語」を聞き取れることは、近年のビジネスシーンで自分のアドバンテージになるのです。

英語が聞き取れるようになるためには

様々な国の英語を聞いてみる

上記でも触れましたが、英会話においては様々な発音や話し方をする人がいます。

そういった人たちの英語を聞き取るためにはやはり聞きなれるしかありません。

ぼくはオーストラリアに来て気づいたことなのですが、様々な国の英語を聞いた後、きれいな英語を聞くとびっくりするほど聞きやすいです。

現にぼくの住んでいるオーストラリアはなまりが強い方で方言などもあり、しかも特になまりの強いおじいちゃんとよく話していました。その後アメリカやイギリスの英語を聞くとびっくりするほど聞き取れます。

だまされたと思って様々な国の英語を1~2か月ほど聞いてみてください。驚くと思います。

様々な国の英語を聞くには無料のラジオアプリがおすすめで、どのラジオアプリがおすすめかは下記の記事でまとめてあります。

海外在住が教える、おすすめの英語ラジオアプリ厳選5!好きな時に英語を聞こう
英語のリスニング力を鍛えるには英語を聞く機会を増やすことが大切ですね。 そして今はネットで世界中のラジオを聞くことができるので、英語のリスニング学習にとても便利なんですよ。 そこでここでは英語のリスニング学習にラジオが便利な理由...

語順通りに訳してみる

まずは上記で書いた無料のラジオなどを繰り返し聞いてください。そのとき、語順通りに頭にインプットする癖をつけてください。

例えばI thought you were coming home at six. という文はたいてい「あなたは6時に家に帰ってくると思っていた」と訳されますが、リスニングの時は「私は、思った、あなたが くると 家に 6時に」と日本語にしていきます。

翻訳者ではないのですから、英語を理解する上ではこの程度の日本語にできれば十分です。

これを「あなたは6時に家に帰ってくると思っていた」ときれいな日本語にするためには最後まで聞かないと日本語の文章を作れないので、最後まで聞いて考えているうちに次の英文が流れてきてわからなくなってしまいがちですが、聞き取りの時は意味が分かればいいので英語の語順通りに日本語で理解すると聞き取れるようになっていきます。

まとめ

  • 普段耳にする英語は「キレイな英語」ばかりではない
  • 「さまざまな英語」を聞き取れることは、自分のアドバンテージになる
  • まずは様々な国の英語を聞いてみる【無料】
  • 英語の語順通りに日本語訳していくことが、聞き取れるようになるための近道

最初は聞き取れなくて当たり前です。

しかしながら、コツコツ続ければ必ず耳は慣れますし、会話ならば、”Please speak more slowly?”とか”Could you speak it again?”と相手にお願いすれば、相手はゆっくり話してくれるはずですし、もう一度話してくれることでしょう。

特に非英語圏出身ではない人たちは、もともと母国語が英語ではないことから、英語が話せない人の気持ちもそれなりに理解してくれるはずです。

今回紹介した様々な国の英語を語順通りに日本語訳しながら聞くことで僕は3か月ほどで驚くほど英語が聞き取れるようになっていました。

ぜひ、試してみてください。

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