英語であの薬は何?病院や薬局での薬の表現方法

英語学習

いきなりですが、英語で頭痛薬、言えますか?

薬が英語でmedicineやdrugだということは知っていても、個々の薬の名称までは知らない方のほうが多いのではないでしょうか。

もちろん、海外に行った際に薬局の方に、頭痛や腹痛の症状を訴えれば、しかるべき薬を出してもらえるかもしれませんが、その薬が自分の症状に合ったものかを確認するためにも、日常的に使用する機会の多い薬の名称はこの機会に覚えておきましょう!

この記事を書いた人
Kento

経歴
・2012年:単独海外へ留学
・2016年:現地の学校卒業(Diploma of Business)
・2017年:現地の会社へ就職で毎日英語を使い仕事
・現在海外生活10年以上
元々be動詞すら分からなかった英語レベルからオンライン英会話、アプリ、学校などを利用し、現在では海外の学校を卒業後、就職の為IELTSを取得し海外の会社に就職できる英語力までなりました。
この経験を元に英語学習者にとって有益な情報を発信しています。

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覚えておいて損はない、薬の英語名

海外旅行などで、慣れない食事にお腹を壊した経験はありませんか?

保険もよくわからないし、できれば病院に行かず市販薬を手に入れたい…。そんな気持ちになることもあるでしょう。

英語圏、特にアメリカはドラッグストアで手に入る薬の種類が豊富で、日本では処方箋が無いと手に入れられない薬も、ドラッグストアで手に入ることがあります。

病院を受診するほどでもない場合や、念のため常備しておきたい薬などは、名称を覚えて購入することをおススメします。

慣れない海外、急な体調不良はつきもの

海外旅行に行くと、いつも何らかの体の不調を感じる…。そんな時は、慣れない食事や長時間のフライトで、身体に負担がかかっている可能性があります。

また、留学や海外赴任でも、慣れない異国での生活に疲れが出て、体の不調が起こることが多くあります。

長期の海外の場合は、仕事や勉強のプレッシャーやストレス、言葉が通じないことへのストレスなどから、頭痛や胃痛を訴える方も少なくありません。

精神的な不調は、医師にかかることをおススメしますが、体の不調だけであれば、市販薬で不調を押さえることもできるでしょう。

薬が手元にあることが、不安を和らげる効果も期待できます。

おなじみの薬名はこれ!

薬の種類をご紹介する前に、薬のタイプや関連する英語についてご紹介します。粉薬は苦手な方もいるかと思いますので、錠剤が無いかを薬局で確認してみましょう。

  • 粒の薬:pill
  • 錠剤:tablet
  • 飲み薬:medicine
  • 粉薬:powder
  • 軟膏:application
  • シロップ:syrup

それでは、実際によく利用される薬の英語名を見ていきましょう。

発音方法が分からない場合は読み上げサイトをご利用ください。

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下痢止め:medicine for diarrhea

海外の料理や水が合わずに、お腹が下った時は、下痢止めを持っておきましょう。

Diarrheaが下痢の意味を表します。

トローチタイプなど、水がいらないものもありますので、店頭でチェックしてみてくださいね。

風邪薬:cold medicine

日本でもルルやパブロンなど、風邪の諸症状に効く風邪薬が薬局で手に入りますが、海外でも風邪薬は多くの種類があります。

症状別になっているものもありますので、店員さんに相談の上、症状に合わせた風邪薬を手に入れましょう。

アメリカでは、タイレノール・コールド(Tylenol Cold)という風邪薬が有名です。

胃薬:stomach medicine

こちらは胃薬だけでなく、腹痛の薬も含まれます。Stomachは腹痛を表します。

アメリカでは、ペプシドAC( Pepcid AC)という胃薬が有名です。

日本のガスターテンと同じ成分で作られているようです。

痛み止め:pain killer

歯が痛む、頭が痛むなどの症状は、痛み止めを選びましょう。

生理痛なども痛み止めでカバーできます。

痛みpainを殺すkillerという意味があります。

咳止め:cough medicine

子供の咳などが続くときは、シロップの咳止めcough syrupをお勧めします。

coughは咳を表します。ホールズ(Halls)などの咳のど飴は全世界で手に入りますので、探してみてくださいね。

解熱剤:antipyretic

高熱は病院に掛かることをおススメしますが、病院に行くのもつらい時など、万が一に備えて常備しておくと安心な解熱剤です。

読みは、「アンティーパレテック」です。

アメリカでは、アドヴィル (Advil)という解熱剤が有名です。

湿布:compress/poultice

身体を動かした日の次の日など、筋肉痛で辛い症状に、シップも常備したいもの。

海外旅行は歩き疲れることもありますので、冷感シップなどが手に入ると助かりますね。

しかし、アメリカなどの国では、シップが一般的でない地域もあります。

シップではなく、鎮痛剤をぬった薄いテープが存在しますが、日本でよく使われるシップは、なかなか手に入りません。

アメリカでは、どちらかというと飲み薬で痛みを解消することが一般的なため、もし必ずシップが必要な場合は、日本から持ち込むか、病院に掛かり、シップがほしい旨を伝えてみましょう。

シップの代わりに、冷却スプレーなどを進められる場合もあるようですが…。

トラブルでも慌てず薬を手に入れましょう!

急な体調不良は、慣れない海外でつきものです。この記事では、

  • 薬のタイプ別の英語名称
  • よく利用される薬の英語名

以上をご紹介しました。

病院に掛かることも大切ですが、初期症状であれば、薬で治る可能性もあります。薬局で手に入る薬で治せるのであれば、手間もお金も最小限で済むでしょう。

海外旅行に行く前や、留学・海外赴任前には、これらの薬の英語に少しでも触れておき、有事に備えていくことをおすすめします。

トラブルが起きても、まずは慌てず、必要なものを手に入れることは、体調不良だけでなく、慣れない海外生活で必要なスキルです。

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