英語学習で大注目!発音が正しくなるフォニックス学習とは?

スピーキング

英語学習をしている時につまずきがちな発音。

ネイティブのような綺麗な発音を習得したくても、なかなかカタカナ英語を克服するのは大変ですよね。

今日は発音の勉強法である、フォニックスについてご紹介します。

日本ではあまり馴染みがありませんが、世界的には有名な英語の発音学習方法で実際にネイティブの子供も取り入れている勉強法です。

 

この記事を書いている人
現在ぼくは、海外で8年間生活しており、現地の会社で働いているので、仕事もプライベートも英語です。

2020年現在も海外に住んでいるぼくが、実際にネイティブの子供も行っているフォニックス学習法を紹介します。

Kento Shiomiのプロフィール

 

この記事を書いた人
Kento

経歴
・2012年:単独海外へ留学
・2016年:現地の学校卒業(Diploma of Business)
・2017年:現地の会社へ就職で毎日英語を使い仕事
・現在海外生活10年以上
元々be動詞すら分からなかった英語レベルからオンライン英会話、アプリ、学校などを利用し、現在では海外の学校を卒業後、就職の為IELTSを取得し海外の会社に就職できる英語力までなりました。
この経験を元に英語学習者にとって有益な情報を発信しています。

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英語学習はフォニックスを学ぶべき

フォニックスは発音の勉強法の1つです。数ある英語の発音勉強法の中で、フォニックスをお勧めするのには理由があります。

  • ネイティブの子供達が学ぶ
  • 読み書きがやりやすくなる
  • 正しい発音が身につけられる

それでは詳しく説明していきます。

ネイティブの子供達が学ぶ

フォニックスは実際に英語圏で取り入れられている勉強法です。

ネイティブの子供たちは、フォニックスを通じてスペルと発音のルールを覚えていきます。

英語圏で育つ子供も自然と綺麗な英語の発音ができ、読み書きをしているわけではありません。

英語のネイティブの基礎にはフォニックスがあるのです。

英語学習者が取り入れることで、英語の発音の基礎を学ぶことができます。

読み書きがやりやすくなる

英語の綴りには法則がないように見えますが、実は大まかなルールが決まっています。

そして、発音とスペルの関連性を学ぶのがフォニックスなのです。

闇雲に暗記するより効率が上がりますし、論理的に発音を理解することができます。

これが、大人の英語学習者におすすめする理由です。

正しい発音が身につけられる

発音のパターンを1つ1つ学ぶことで、正しい発音で英語が話せるようになります。

これは単語の発音を文字ごとに分解して学習するためです。

フォニックスを学ぶことで勢いに任せて適当に発音することがなくなります。

綴りを見ただけで正しい発音で話すことができるようになるので、ネイティブの英語に近づくことができます。

フォニックスの基本的なルール

それでは、フォニックスの基本的なルールを見ていきましょう。

アルファベットの読み方

フォニックスでは、アルファベットを「エービーシー」とは読みません。

実際の発音の方法に合わせて「アブクドゥ」と読むのです。

以下がアルファベットの読み方です。

  • A ア
  • B ブ
  • C ク
  • D ドゥ
  • E エ
  • F フ
  • G グ
  • H ハ
  • I イ
  • J ジュ
  • K ク
  • L ル
  • M ム
  • N ヌ
  • O オ
  • P プ
  • Q ク
  • R ル
  • S ス
  • T トゥ
  • U ア
  • V ブ
  • W ウァ
  • X クス
  • Y ヤ
  • Z ズ

例えば「蟻」という意味の「ant」は「エー・エヌ・ティー」ですが、フォニックス読みでは「ア・ヌ・トゥ」になります。

フォニックス通りに読めば、英語の発音になるのです。

カタカナで英語を完璧に発音するのは難しいので、実際の音を聞いて覚えていきましょう。

代表的なスペルと発音のルール

次に代表的なフォニックスのルールをご紹介します。

英語は、日本語のように「1文字に1音」というルールにはなっていません。

そのため、文字が組み合って別の音になります。

そして、これもフォニックスのルールに沿って学習すればわかりやすく効率が良くなります。

【子音+子音】

子音文字が二つ続くと新しい音になります。

 

S(ス)+H(ハ)=SH(シュ)

C(ク)+H(ハ)=CH(チュ)

【サイレントe】

「母音1つ+子音1つ+e」の場合、母音を名前読みし、eは発音しない

名前読みとは、母音のことを「アイウエオ」と読むことです。

 

CAKE=C(ク)+A(エイ)+K(ク)+サイレントe

MAKE=M(ム)+A(エイ)+K(ク)+サイレントe

SHINE=SH(シュ)+I(アイ)+N(ン)+サイレントe

「take」が「タケ」ではなく「テイク」と読むのにはきちんとルールがあったのです。

もっと知りたい人におすすめのサイト

フォニックスは日本でもインターネットを活用すれば気軽に学習することができます。

おすすめのフォニックス学習サイトをご紹介します。

英語教育のmpiHOME

mpi松香フォニックス
子ども英語教材・セミナー・英語教室はmpi松香フォニックス

子供を対象に英語教材を提供しているサイトです。

フォニックスのルールを無料で見ることができます。気になるルールをクリックすると、解説だけでなく発音の時の口の形ポイント、例文などを見ることができます。

mpiフォニックスにあるグループごとに分類された表は非常に見やすいです。

フォニックス学習者にはまずおすすめのサイトです。

質が高いので気に入れば、教材の購入も検討しても良いと思います。

あいうえおフォニックス

『あいうえおフォニックス』公式サイト
アリー&ファジーと一緒に、楽しく英語の発音をおぼえよう!幼児から大人まで簡単にフォニックスが学べる無料の教材です。

完全無料のフォニックス学習サイトです。

イラストと漫画でわかりやすくルールを学ぶことができます。また、出てくる単語は発音付きなので、耳で聴きながらの学習が行いやすいです。

YouTubeに動画もあるのでこちらも参考にしてみてください。

まとめ

発音の勉強法であるフォニックスをご紹介しました。

本場の英語教育で使われているだけのことはあり、わかりやすく効率的にネイティブのような発音を身につけられる方法です。

初めて聞いた方もこれを機会にぜひフォニックスを使って発音を見直してみてください。

英語のレベルがグンと上がりますよ。

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