英語の早口言葉で楽しく発音の練習!おすすめを10個紹介

スピーキング

ある程度英語が口から出るようになっても、なかなか発音が上達しないと感じる人は多いのではないでしょうか。

英語の発音と日本語の発音は全然違うので無理もないですよね。

そんなとき早口言葉を使うと、気軽に楽しく英語の発音の練習ができます。

ここでは早口言葉が発音の向上に役立つ理由を説明しながら、練習方法やおすすめの早口言葉10個を紹介していきますよ。

海外生活8年の経験から特に海外で有名な早口言葉をピックアップしていきますので是非挑戦してみてください。

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また無料の読み上げサイトで正しい発音を聞きながら行うと練習になるでしょう。

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この記事を書いた人
Kento

経歴
・2012年:単独海外へ留学
・2016年:現地の学校卒業(Diploma of Business)
・2017年:現地の会社へ就職で毎日英語を使い仕事
・現在海外生活10年以上
元々be動詞すら分からなかった英語レベルからオンライン英会話、アプリ、学校などを利用し、現在では海外の学校を卒業後、就職の為IELTSを取得し海外の会社に就職できる英語力までなりました。
この経験を元に英語学習者にとって有益な情報を発信しています。

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なぜ早口言葉が英語の発音の練習に役立つの?

ネイティブの子供たちにとっても早口言葉は正しい発音や滑舌を身につけるきっかけになる遊びです。

なら英語学習者のわたしたちもぜひ挑戦してみたいですよね。

短い文章に間違いやすい音がつまっている

早口言葉は短いフレーズの中に『RとL』『TとTH』など間違いやすい音が凝縮されています。

なので普通の英文を読むより短い時間で効率よく発音の練習ができますよ。

苦手な音をピンポイントで集中的に練習できるところも便利です。

楽しいから毎日続けられる

早口言葉って日本のものもそうですが面白いフレーズが多いですし、うまく言えなかったときも思わず笑ってしまいますよね。

勉強しているというよりゲーム感覚で取り組めるので楽しいですし、それゆえに毎日続けやすいです。

英語の早口言葉で効果的に発音を練習する方法

英語の早口言葉ですがどんなことに気をつければ効果的な発音の練習になるのでしょうか。

英語学習の初心者の方でも無理なく挑戦できる方法を紹介します。

まずは英語を話すときの舌や口の正しい動かし方をチェック

早口言葉を言ってみる前に、まずは英語を発音する時の正しい舌や口の動かし方を復習しておきましょう。

早口言葉で発音を上達させるには、ただ何となく言うのではなく正しい発音を意識しながらするのが大切です。

早口言葉で意識して舌を動かしているうちに、普通の英会話の中でも自然に正しい発音に近づいていきますよ。

最初はゆっくりで徐々にスピードを上げていく

英語で早口言葉は下がねじれるという意味の“Tongue twister”ということからもわかるように、ネイティブの人でも噛まずに言うのはなかなか難しいです。

なのでいきなり早口言葉用のスピードで挑戦するよりは、まずはゆっくり目のスピードから初めて少しずつスピードを上げていきましょう。

早く言う時でも常に正しい下の動きを意識してくださいね。

おすすめの英語の早口言葉を10個紹介

ここでは実際に発音の練習に使えるおすすめの英語の早口言葉を見ていきましょう。

わたしたち日本人が特に苦手な音が入っているものを、10個上げていきますよ。

『LとR』の練習になるもの2つ

  • “Real rock wall, real rock wall, real rock wall”
  • “Rory’s lawn rake rarely rakes really right”

LとRの発音は苦手に感じている人がかなりたくさんいるのではないでしょうか。

Lは舌を上の歯の後ろにくっつけるようにして、Rは舌をくるりと巻き上げるように発音します。

1つ目はシンプルですがまさに舌を噛みそうになりますね。

2つ目は“rakeとlake”“rightとlight”というように発音を間違うと全く違う意味になってしまう単語が出てくるところもポイントになります。

『TとTH』の練習になるもの2つ

  • “Tom threw Tim three thumbtacks”
  • “The thirty-three thieves thought that they thrilled the throne throughout Thursday”

THの発音は舌を突き出し上と下の歯にはさんで音を抜くように発音しますが、日本語に似た音がないのもあって手こずりますね。

この2つの早口言葉はTHとTの音の練習をすることができます。

英語ではTHで始まりしかもよく使う単語が多いので、ぜひ正確な発音を身につけたいです。

『SとSH』の練習ができるもの2つ

  • “She sells seashells by the seashore”
  • “I slit the sheet, the sheet I slit, and on the slitted sheet I sit”

SとSHは日本語のさしすせその発音に似ているようで、実はかなり違います。

Sは軽く閉じた上下の歯の間から息をそっと出すように発音し、SHは日本語の“し”のような音にSのような息のだし方を組み合わせた発音になります。

“sinとshin”や“seeとshe”などきちんと発音しないと混乱してしまいそうな似た単語も多いので、しっかり言い分けられるようになりたいですね。

『F』の発音を練習できるもの2つ

  • “Four furious friends fought for the phone”
  • “Four fine fresh fish for you”

Fは下唇の上に上の歯をのせてそこからそっと息を吐き出すように発音します。

Fを日本語の“はひふへほ”と同じように発音してしまいがちなんですが、英語で“はひふへほ”はHの発音になります。

とっさの時にもFをきちんと発音できるようにこの早口言葉で習慣づけておきたいです。

『WとWH』の発音を練習できるもの

  • “Which wristwatch is a Swiss wristwatch?”

WとWHを“わ”と発音している人もいるかもしれませんが、“ぅわ”とまえに小さいうを入れるのが正解になります。

ちゃんと発音できているように感じがちの音なのですが、日本語の音と微妙に違うので早口言葉で練習しておきたいですね。

『V』の発音を練習できるもの

  • “Seventy-seven benevolent elephants”

Vは下唇の上に上の歯を乗せた状態で軽く“ヴ”のような音を出します。

日本語の“ばびぶべぼ”で発音してしまうとBの音になるので、ネイティブの人は混乱してしまいますよ。

比較的習得しやすい発音なので、この早口言葉を繰り返してみてくださいね。

まとめ

英語の早口言葉を見てちゃんと言えるようになるのか不安に感じた方もいるかもしれませんが、毎日何回かずつでも言っているとその内だんだんと様になってきますよ。

お風呂につかっている時やベッドに入ってから眠りにつくまでの間等の本当にちょっとした時間に取り入れるのもいいですね。

英語の発音で日本語と違う動きをしないといけない舌を鍛えることができるので、ぜひ挑戦してみてください。

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