履歴書に英語力をというとまるで英語で記述すると捉える人がいるかもしれないが、そうではない。
履歴書に自身の英語力を反映させましょう。
もちろん、他の資格や学歴は当然書かれると思いますが、英語の資格というのはどれくらいで評価されるかよくわかっていない人がいると思います。
英語の資格やスコアというのは人事評価において高く評価されます。
したがって書けるものは書くのが得策と言えるでしょう。
英語の経験・資格は積極的に履歴書に書くべき
英語は入試、就活、転職あらゆる人事評価において一目を置かれております。
グローバル化の進んでいる今現在において、英語を必要としていない業界の方が少ないようにも思えます。
もちろんそれぞれの業界の需要に合わせた資格を取ることは大切ですが、小、中、高、大学と一貫して学んできたことに英語があるのはみんな一緒だと思います。
そこで英語の経験や資格を履歴書に取り入れないのはもったいないと私は思うわけです。
最近では高校や大学の時に留学する人も増えてきています。
また外部の英語の試験を受ける人も年々増えているとように思えます。
それらで得た経験や実績などは積極的に履歴書に書くべきです。
この業界では英語をあまり重視していないかもしれないとか気にせずたくさん書くべきです。
私も決して自慢できるほどの英語力を有しているわけではありませんが、自分のスキルの一つとして履歴書に書くことが多いです。
履歴書に書く基準
履歴書に積極的に書いて良いとは言っても、ある程度のレベルは担保したいところです。
私もフランス語検定5級を持っていますが、これを実際履歴書に書いたことはありません。
実際に書くのは英検やTOEFLの点数です。
英検を見てみると英検は準2級以上で履歴書に書くといいと思います。
準2級が高校課程を卒業したレベルに相当するからです。
したがって、2級、準1級、1級を持っている人は積極的に書くべきです。
TOEFLに関していうと、TOEFL ibt は120点満点の試験ですが、日本人の平均点は71点(2019年)です。
したがって70点以上なら書くといいでしょう。
TOEFL ibtを受験している層は比較的英語を実用レベルで活かそうとしている人が多いので新卒の人であれば英語に力を入れたというアピールにもつながると考えられます。
しかし、MBA(経営学修士)を取得したい場合は110点以上など高いレベルが求められています。
また企業が重視するTOEICの点数について紹介したいと思います。
新卒で履歴書に書く場合600点以上欲しいと言われています。
日本の平均点よりちょっと高いくらいの点数です。
また企業によって求めているレベルが異なるので確認しておきましょう。
これらのことから、日本の平均より高い点数なら履歴書に書くのがいいと思われます。
また、日本の平均は世界的にみると劣っており、レベルは決して高くないので勉強すれば取れる点数になります。
英語って評価されているの
英語は評価されつつあります。
今でも英語の試験やスコアでフィルターにかける企業や組織はたくさんあります。
また、入試においても、英語は文系・理系共に受験科目であることがわかるように幅広い分野において英語は必要になってきています。
また、多くの業界では留学経験のある人はその業界で出世する傾向があります。
これは留学先がその業界の最先端を行っており学んで帰ってきているからと捉えることができますが、留学先で英語を使わないケースの方が稀だと思います。
英語ができる人が留学に行く権利を与えられ、また留学行って英語を学んできた経験を評価され活かすように促進する企業が増えてきています。
つまり、英語の経験を積むのも、積みに行くのにも英語力が必要であるということです。
もちろん、英語が全てではありませんが、着実に需要が伸びてきて評価されていることがわかるかと思います。
履歴書は自分のアイデンティティ
履歴書は誰も自分のことを知らない人に自分を知ってもらうための材料だったり証明書だったりします。
せっかく自分を作り上げているものを無いものとして書かないのはもったいないと思っています。
自分が今までやってきて成し遂げてきたことをその紙に凝縮しているいわばアイデンティティーがその履歴書には詰まっています。
英語の経験や資格も自分のアイデンティティーの一部です。
自分の夢を追求するプロセスが履歴書には現れます。
今の時代、英語がそこに含まれていてもおかしくないと私は考えます。
まとめ
履歴書には何を書くか時代によって少しずつ変わってきています。
そこで私はある程度英語力があり、経験や資格をかけることができるのなら積極的にそれを記すべきだと思います。
履歴書をどこに提出するかにもよりますが、その履歴書は知らない人が読んだ時に知る自分の第一印象になります。
履歴書は自分のアイデンティティーであり、これからの時代は英語が自分の一部であることがきっといい方向に導いてくれると思います。