英語のことわざ16選!有名なことわざを英語で表現してみた

英語学習

ことわざとは、昔から世代を超えて言い伝えられてきた風刺や知識を含んだ短い言葉のことです。

ことわざには、先人の知恵が詰まっており処世術を学ぶことにもつながります。

英語圏でのことわざは、普段の会話でも使用機会が多く、ことわざの英語表現知っておくことは自分の表現力を伸ばす1つの手段となります。

今回紹介する16個のことわざを覚えて、ネイティブとの会話で使ってみてください。

記事最後に今回紹介することわざなども出てくるかっこいいスピーチ集も紹介していますので、是非見てください。

また、今回この記事で紹介することわざの発音をチェックする方法も紹介しています。

この記事を書いた人
Kento

経歴
・2012年:単独海外へ留学
・2016年:現地の学校卒業(Diploma of Business)
・2017年:現地の会社へ就職で毎日英語を使い仕事
・現在海外生活10年以上
元々be動詞すら分からなかった英語レベルからオンライン英会話、アプリ、学校などを利用し、現在では海外の学校を卒業後、就職の為IELTSを取得し海外の会社に就職できる英語力までなりました。
この経験を元に英語学習者にとって有益な情報を発信しています。

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日本語でよく使うあのことわざ、英語で何と表現する?

はじめに、日本語と英語が同じニュアンスで使われる表現を5つご紹介します。

「覆水盆に返らず」

It is no use crying over split milk.

離縁して去った妻が復縁を求めてきたが、周の太公望が盆の水をこぼしこれを戻せたら求めに応じると言って要求を断ったという拾遺記の中の故事から生まれたことわざです。

一度別れた夫婦は元に戻らないという意味と、一度起きたことは取り返しがつかないという2つの意味があります。

「光陰矢の如し」

Time flies like an arrow.

月日の流れは、矢のように早く、もう二度と戻らないから時間を大切にせよという教訓を含んだことわざです。

冒頭部分の「Times flies!」は、時間が飛ぶように過ぎていくことを表すフレーズとして、頻繁に使用されます。

「虎穴に入らずんば虎子を得ず」

Nothing ventured ,nothing gained.

虎の子を得るためには、虎の住んでいる穴へ危険をおかして入らなければ得られないという話から、大きな成功は危険を冒さなければつかむことはできないという意味になりました。

「百聞は一見に如かず」

Seeing is believing.

百回耳で聞くよりも、たった一回でも自分の目で見たほうが確実であるという意味です。なんでも実際に自分の目で確かめることが大切であると教えてくれることわざです。

「郷に入っては郷に従え」

When you are in Rome do as the Romans do.

その環境や土地に入ったなら、自分の価値観と異なっていても、その場所の習慣ややり方に従うのが賢いやり方でであるという教訓を説いたことわざです。

つい使いたくなるカッコいい英語のことわざ

続いては、会話の中でついつい使ってみたくなるカッコいい表現を5つご紹介します。

「ローマは1日にして成らず」

Rome was not built in a day.

繁栄を誇ったローマ帝国も、1日で出来たわけではなく、築くまでに700年もの長い歳月をかけ、苦難を乗り越えてできたものであるというエピソードをことわざにしたものです。

ここから、何事も決して短期間で完成するものではないという意味になりました。

「終わりよければすべで良し」

All is well that ends well.

結果が良ければ、それまでのプロセスや手段が悪かったとしても最後には正当化される、という意味です。

英語の言い回しは、シェイクスピアの戯曲「終わりよければすべてよし」のタイトルからとったものです。

「時は金なり」

Time is money.

日本語の時は金なりという言葉は、実は英語のことわざを和訳したものになります。

時間はお金のように大切なものであり、有意義に使わなければならないという教えです。

「今日できることを明日まで伸ばすな」

Never put off till tomorrow what can be done today.

アメリカ生まれの政治家、物理学者であるベンジャミン・フランクリンが言った言葉だとされています。

なかなかすぐに行動に移せないとき、思い出したい格言です。

英文にput of f =伸ばすという熟語が使われています。

「継続は力なり」

Persistence pays off.

Persistenceとは、持続性や粘り強さを表す表現です。

英文を直訳すると、「続けることは成功のもと」「継続は報われる」という意味になります。

何事も続けることが成功への道であると教えてくれることわざです。

心打たれる英語のことわざ6選!

最後に、心に響く英語のことわざを恋愛編、ビジネス編に分けてご紹介します。

会えない時間が愛を育てる【恋愛編】

Absence makes the heart grow fonder.

日本の有名人の歌にも出てくるフレーズですが、同じような言い伝えは世界にも存在します。

恋人と会えない時間は、寂しく辛いものですが、その時間があるからこそ相手を思う気持ちが高まるのでしょう。

良き妻にして良き夫あり【恋愛編】

A good wife makes a good husband.

夫は妻次第であることを表現したことわざです。一方で、A good husband makes a good wife.ということわざもあります。夫婦はお互いに支え、高め合わなければならないということを教えてくれる表現です。

海に魚はいくらでもいる【恋愛編】

There are plenty fish in the see.

この表現は、恋愛の場面で考えると「相手は星の数ほどいる」という意味になります。「機会を一度逃したからと言って落胆してはいけない。チャンスは海の魚ほどたくさん転がっている」ということです。

聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥【ビジネス編】

Better to ask the way than go astray.

この文を直訳すると、道を聞かずに間違えるよりも、聞いたほうが良いという意味になります。「知らないことを聞くその瞬間は恥ずかしいが、素直に聞けば学びがある。

聞かずに一生を過ごして恥ずかしい思いをするよりはましだ」ということです。

鉄は熱いうちに打て【ビジネス編】

Strike while the iron is hot.

これは、イギリス発祥のことわざだと言われています。日本語の意味は、伸びしろのある若いうちに能力を鍛えよという意味で用いられることもありますが、英語では、物事は時期を逃さず実行に移すことが大事であるという意味で使われることわざです。

何事も手遅れということはない【ビジネス編】

Better late than never.

遅れてもやらないよりはましということを端的に表した表現です。

待ち合わせに遅れたときにも、「遅れても来ないよりまし」という意味で使えます。

お勧めツール紹介

ネイティブの発音をチェックする方法

さて今回紹介したことわざですがどれもかっこいいものばかりで、海外では日常会話でも出てくるものが多数あります。

ですが、英語が読めても発音の仕方が分からない方には無料の読み上げサイトをお勧めします。

今回紹介したことわざをネイティブの人がどの様に発音しているのかチェックしてみてください。

関連記事:完全無料、英語の読み上げおすすめサイト紹介!リスニングの学習にも便利

使いどころチェック

こういったかっこいいことわざはスピーチなどを聞いていると出てきます。

かっこいい有名な人のスピーチを動画で見ていくのもネイティブに近づく一つの手です。

関連記事心に響く英語のスピーチ女性版3選!英語でスピーチを聞ける書籍も紹介!

<まとめ>

  • ことわざを学ぶことは、処世術を知ることである
  • ことわざは、英語圏では会話の中でもよく使用される
  • 英語のことわざで表現力に磨きをかけられる

英語と日本語のことわざを比較しながら学ぶことで、両者の表現や視点の違いを知ることができます。

先人たちの知恵が詰まったことわざで、処世術と表現力をゲットしましょう!

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