・IELTSのスコアが伸びなくて悩んでいる。
・今の勉強方法は正しいのかな…。
・何度受けても目標スコアに到達しない。
このように悩んでいる方が数多くいます。ですがこのような悩みは当然なのです。
IELTSは他の英語試験に比べてもスコアを伸ばすのが難しいとされており、スコアアップにはIELTS専用の対策が必要となります。
そんな難易度の高いIELTSですが、実は正しい対策を行えば、数カ月で7.0レベルまでは誰でも達成することができます。
IELTSのスコアアップにおいて重要なポイントは次の4つです。
- 基礎を十分固められているか?
- 様々な参考書を使っていないか?
- 効率的な勉強法を行っているか?
- 苦手分野に特化して学習しているか?
それぞれについて詳しく説明していくので、自分に当てはまっていないか確認してみましょう。
今日から正しい学習法を実践すれば、1日でも早く目標スコアに到達することができます。
伸び悩みポイント①:基礎を十分固められているか?
基礎ほど疎かになりがちですが、何をするにしても重要なものです。
スポーツをする際にも、その種目の技術向上のみではなくプロの選手が体幹トレーニングや筋トレを重視するのはそのためです。
英語学習も同じことです。
まずは基礎固めを優先してみてください。
IELTSの問題たちは簡単ではないです。間違いなく発展問題です。よって基礎が固まってない人は必ずどこかでつまずくのです。
基礎固めの勉強
では具体的に基礎固めといっても何をすればいいのでしょうか。
- 英単語の学習
- 文法の習得
この順番で行いましょう。
英単語は4技能のどこにおいても使います。むしろ単語がしっかりしてないと話にならないです。
逆に英単語を完璧に習得するだけで、4技能全てのスコアが上がります。
単語なんて俺ある程度できるし、と思っていても案外単語って普段から使ってないとどんどん忘れていってしまうものです。
人間は寝るたびに脳をリセットするため、無駄な知識を忘れてしまいます。
ある程度できていると思っている方でも、常に単語は見返してインプットを繰り返すことをおすすめします。まずは、下記の単語帳がボロボロになるまで暗記しましょう。
ニューヨークタイムズの記事なども下のを完璧にしてしまえば、ほとんど敵なし状態になれます。
※次のポイントでも紹介しますが、既に使っている参考書や単語帳があり、それに特に不満が無い場合、新しい物を買うのではなく、現在使っているものを完璧にしてください。
最悪、分からない単語が出てきたとしても、文法を理解しておくことで、ある程度、意味や回答を推測することができます。
こちらも次にあげる文法の参考書をボロボロになるまで学習しましょう。
Grammar In Useは海外の語学学校などでも教科書として取り入れられているほど、有名な参考書です。
ここまで紹介した基礎固め(単語・文法)は完璧に習得できているか、今一度確認してみてください。
このポイントが最も重要で、4技能全てのスコアを飛躍的に向上させます。
伸び悩みポイント②:様々な参考書を使っていないか?
参考書や問題集、単語帳などをたくさん買って満足していませんか?
英語以外の学習においても良く言われることですが、一冊を完璧になるまでやり込みましょう。
多くても次にあげる4つを一冊ずつで十分です。
- IELTS専用の参考書や問題集
- 必要であれば単語帳
- 必要であれば文法の参考書
- 苦手技能に特化した参考書(スピーキング、ライティング、リーディング、リスニング)
IELTSの参考書は模擬テストが載っている参考書を選びましょう。
1つだけおすすめを紹介しますが、既に使っているものがある場合は不要です。持っていない方はこれ一つで十分です。
伸び悩みポイント③:効率的な勉強法を行っているか?
効率的に勉強を行うというのはとても難しいことです。
あなたに合った、正しい学習方法で学ばないと時間だけが過ぎていきなかなか成長することができません。
現在、塾や学校で学んでいる方は、講師にアドバイスを求めてみましょう。
独学で既に6ヵ月以上学んでおり、IELTSのスコアが伸びずなたんでいる方は、正直独学の限界です。
オンライン英会話を取り入れてみるのもひとつの手なので、検討しましょう。
オンライン英会話は、24時間いつでも授業が受けられ、IELTSを何度も受けることを考えると安価で始められます。
オンライン英会話のDMM英会話であればIELTS専用のカリキュラムもあるので、まずは無料体験を試してみることを勧めます。
伸び悩みポイント④:苦手分野に特化して学習しているか?
IELTSのスコアが伸びないという方の大半は、苦手な技能があります。
例えば、リーディングでは高得点を取ることができるがリスニングでスコアを落としてしまい、Overallで目標スコアまで到達しない、といったケースです。
このような場合、IELTS全体の学習を参考書を使い行うより、それぞれの苦手分野に特化して学ぶことをお勧めします。
それぞれの技能の出題問題構成や、学習方法に関しては別の記事でまとめています。
関連記事:リスニングの問題構成・学習方法
関連記事:リーディングの問題構成・学習方法
関連記事:ライティングの問題構成・学習方法
まとめ
IELTSの点数が伸びないのは当然です。
まずは基礎固めをきちんとしているかどうか。そこから全てが始まります。
基礎をちゃんと行えば伸び代がありますし、むしそ基礎を疎かにしていると変なところでつまずいたり、全く点数が伸びないと言った現象に悩まされます。
しかし上で挙げた方法を駆使して諦めず勉強していけば、いつか必ず報われる日がきます。
独学でスコアアップに悩んでいる方は、先ほど紹介したようなオンライン英会話や塾なども取り入れてみてはいかがでしょうか。