IELTSとはどんな試験?試験内容からTOEFLとの違いまで解説します!

IELTS

英語学習者や留学を考えたことがある人なら一度は耳にしたことがあるはずのIELTS。

IELTSは留学や海外移住の際に英語力の証明として必要と言われますが、一体どのような試験なのでしょう?

  • IELTSって最近よく聞くけど何の試験なの?
  • TOEFLやほかの英語の試験とは何が違うの?

この記事では、上記のような人のために、IELTSの試験概要からIELTSを受けるメリット、よく比較されるTOEFLとの違いについて解説していきます。

IELTSとはどんな試験?

IELTSとは、世界140か国1200以上の会場で受験することができるテストであり、海外留学をするための英語力の証明、イギリスやカナダなどの英語圏へ海外移住する際の申請資格などに使われるテストです。

なぜ、留学や移住に使用されるのかというと、IELTSはイギリスやオーストラリア、カナダなどの高等教育機関で認められているテストであり、最近ではアメリカにおいてもTOEFLに代わるテストとして入学審査に使用されるなど、社会的認知度や信頼性が高く、英語力を証明するのに最適なテストと言われているからです。

IELTS試験の実施元はブリティッシュ・カウンシルとIDP:IELTSオーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構ですが、日本では、公益財団法人日本英語検定協会が運営、広報を担っています。

そのため、日本語で試験の内容を確認する場合は、公益財団法人日本英語検定協会(いわゆる英検のサイト)で詳細を見ることができます。

試験の申し込みや試験結果についてもこちらのHPから確認できます。

試験概要

  • テストの種類:2種類から選択する。
    →大学など高等教育機関に提出するためのアカデミック・モジュール
    →仕事や移住関係に使用するジェネラル・トレーニング・モジュール
  • 費用:2万5,380円
  • テストの内容:4つのコンテンツで構成される。所要時間は約2時間45分
    →リスニング(試験時間30分で約40問回答)
    →リーディング(試験時間60分で約40問回答)
    →ライティング(試験時間60分で大問2題回答)
    →スピーキング(試験時間15~20分程度で3問、1対1の面接形式)
  • スコア:0.5刻みの各9点満点

IELTSの基本情報をもっと詳しく見たい方は下記にまとめてあります。

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IELTSの試験を受けるメリット

IELTSの試験を受けるメリットは3つあります。

世界的認知度と信頼度がある

IELTSの試験は、英語4技能と呼ばれる「リスニング」「リーディング」「ライティング」「スピーキング」のスコアを測る、英語の総合力テストです。

受験者数が世界で最も多いと言われる英語の試験であり、世界的な認知度や信頼度は抜群です。

海外への進学、移住などに役立つ

英語力を総合的に証明できるため、IELTSの高スコアを持っていると海外への留学や進学、就職、ビザ取得の際に有利に働きます。

一般的に、海外の大学に入学するための基準は、総合評価(オーバーオール・バンド・スコア)で6.0~6.5以上が必要です。

永住や移住の基準ですが、オーストラリアの場合、永住権を獲得するには各セクションで最低でも6.0以上のスコア、カナダの場合は移住・定住のために各セクション6.5以上が求められています。(※注:入学やビザ取得の基準は学校や国により異なるので要確認)

英語力の底上げになる

IELTSでは単なる英語の知識ではなく、使える英語力が求められます。

IELTSの試験を受けるための英語学習は、4技能をまんべんなく学ぶので、英語力の底上げができます。英語が流ちょうに使えるようになると、進学先や就職先の選択肢が広がります。

TOEFLとの違い

「IELTSとTOEFLの違いがわからない」という声は、英語学習者の多くが抱く疑問の1つです。

IELTSとTOEFLの一番の違いは、IELTSがイギリスやカナダなどの大学進学や留学、移住に使われるのに対し、TOEFLは特にアメリカの大学へ進学・留学する際に使用されるテストであるという点です。

現在は、アメリカでもTOEFLとともにIELTSスコアを導入している高等教育機関が多くなりつつありますが、アメリカの2年制大学ではTOEFLスコアのみの受け付けです。

また、イギリスの大学では、留学ビザを申請するにあたってTOEFLのスコアは原則使用できないことになっていますので、気をつけましょう。

試験内容は、IELTSが穴埋め式の問題が多いのに対し、TOEFLでは文脈を読み、選択肢の中から適するものを選ぶという問題形式となります。

スピーキングでは、IELTSは対面式ですが、TOEFLはパソコンに向かい、ヘッドフォンから聞こえてくる質問に対して回答する試験方式をとっています。

受験日数は、TOEFLが1日で終わるのに対し、IELTSは日本で受験する場合はスピーキングのみ別日程となるため、注意が必要です。

なお、スコアの有効期限はIELTSもTOEFLも2年間となります。

更に詳しくIELTSとTOEFLの違いを見たい方は下記にそれぞれのスコア表などもまとめてあります。

他の英語検定試験の目的は?

TOEFL、TOEIC、英検とIELTSでは、それぞれの試験を要求される場面が異なります。

  • TOEFL
    ⇒アメリカへの進学・移住で要求される場合が多い。
  • TOEIC
    ⇒日本での就職で要求される場合が多い。
  • 英検
    ⇒日本での就職・受験で要求される場合が多い。
  • IELTS
    ⇒アメリカ以外の国(主にイギリス、EUの国々)への移住で要求される場合が多い。

なお、難易度としては(英検を除いて)スコア形式で出ますので、どのレベルの英語力でも受験は可能ですが、高いスコアを獲得するには日常会話〜大学の講義を受けるレベルの英語力が必要となってきます。

英検は難易度別に級が別れていますので、自身に合うレベルのものを受験してください。

まとめ

  • IELTSは英語の4技能を測るテストであり、世界的認知度も高い
  • IELTSは持っていると「英語の総合力の証明」になる
  • IELTSは汎用性の高い試験であり、TOEFLは主に米国への留学や進学に使用できる

IELTSは、スコアを持っていると自分の英語力の証明に使えます。

IELTSの試験対策をすること自体が、「使える英語力」のレベルアップに繋がり、高スコアを取得すれば進学や転職にも役立ちます。

さあ、あなたもIELTS試験に向けて勉強を始めてみませんか。