IELTSってどのくらい難しいの?【IELTSのレベル・難易度】

IELTS

留学や働き方の多様化によって、受験する機械の増えた検定試験「IELTS」。

しかし、詳しく知らない人は多いのではないでしょうか?

この記事では、IELTSの難易度について英検やTOEICなど他試験と比較しながら説明します。

IELTSの受験を悩んでいる人や、他試験との間で悩んでいる人はぜひ参考にしてみてください。

この記事を書いている人
現在8年間海外に住んでおり、何度も様々なえいごの試験を受けてきました。

その経験を元に書いていくので、IELTSがどのぐらいの難易度なのかがわかると思います。

この記事を書いた人
Kento

経歴
・2012年:単独海外へ留学
・2016年:現地の学校卒業(Diploma of Business)
・2017年:現地の会社へ就職で毎日英語を使い仕事
・現在海外生活10年以上
元々be動詞すら分からなかった英語レベルからオンライン英会話、アプリ、学校などを利用し、現在では海外の学校を卒業後、就職の為IELTSを取得し海外の会社に就職できる英語力までなりました。
この経験を元に英語学習者にとって有益な情報を発信しています。

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IELTSとは?

IELTSとは、”International English Language Testing System”の通称で、読み方は「アイエルツ」です。

海外大学の入学・留学や、海外移住のために必要な英語力を測定することを目的としています。

運営機関はケンブリッジ大学英語検定機構、ブリティッシュ・カウンシル、IDP Educationの共同運営で、ほとんどの内容がイギリス英語での出題です。

IELTSでは、目的に応じて2つの「モジュール」が用意されています。モジュールとは、コースのようなものです。

  • アカデミックモジュール:海外大学の入学・留学のための英語力を測定
  • ジェネラルモジュール:海外移住のための英語力を測定

もしIELTSを要求されているのであれば、間違えて受験しないように注意してください。

費用や受験資格などIELTSとは何なのかもっと詳しく知りたい方は下記をご覧ください。

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IELTSのレベル

ここからは、IELTSのレベルについて説明します。

IELTSの受験資格は16歳以上であることなので、受験するにあたって英語力に制限はありません。

しかし、満点が9.0点のうち、高得点(6.0~9.0点)を獲得するにはある程度の英語力が必要となります。

また、アカデミックモジュールとジェネラルモジュールでは出題内容が異なりますで、その得意不得意によって難易度も左右されます。

詳しくみてみましょう。

アカデミックモジュールの難易度

アカデミックモジュールは前述した通り海外大学の入学や留学のために必要な英語力があるかどうかを測定することが目的です。

よって、出題内容も「大学・大学院の授業内容でありそうなもの」についてとなります。

例えば、リーディングでの文章は自然科学や人文学など、大学の授業で扱われるようなものから出題されます。

もちろん、専門知識は文中で解説されているので必要ありませんが、アカデミックな文章を読む練習をする必要があります。

また、ライティングでは図表を読み取り、それについてレポートのように書くことを要求されます。

よって、アカデミックモジュールで高得点を取得するには、「大学で授業を受けることができるレベル」すなわち「難関大受験レベル〜大学生レベル」の英語力が必要と言えます。

ジェネラルモジュールの難易度

一方、ジェネラルモジュールは海外移住のための英語力を測定しているため、出題内容も日常生活に準じるものが多いです。

例えば、リーディングではアカデミックモジュールとは異なり一般的内容(新聞記事など)や、仕事関係の文章を読むことになります。

また、ライティングでもアカデミックもチュールとは違い、手紙を書かされます。

よって、よりビジネスライクな英会話を要求されることになります。

よってジェネラルモジュールの難しさはアカデミックモジュールとは少し異なり、「海外の新聞や取引先のメールを読めるレベル」、英検でいうと「英検2級〜準1級」レベルの英語力が必要となってきます。

他の試験の難易度と比較

以下の表は、IELTSと他の試験の難易度と比較した表です。

しかし、試験方法と内容が異なる試験を比較するのはとても難しいため、あくまでも”目安”として利用してください。

IELTSTOEFL iBTTOEIC英検
9118~120
8.5115~117
8110~114
7.5102~109970~990
794~101870~9701級
6.579~93820~870
660~78740~820準1級
5.546~59600~740
535~45550~6002級
4.532~34500~550
4~31450~490準2級
3.5300~440
3291~2993級
2.5270~290
2260~2694級
1.5100~2595級

結論:どの程度の英語力が必要?

いかがだったでしょうか?

IELTSは英語がどれだけ”使えるか”を測るため、対策が他の試験よりも難しいかもしれません。

また、それゆえに高い英語力も要求されます。

しかし、実際IELTSにも決まった「型」や傾向がありますので、それを探りながら学習していけば、必要な英語力はそこまで高くないと思われます。

まずは苦手な分野から重点的に勉強していきましょう。

下記にそれぞれの分野の勉強法やおすすめの参考書を紹介しています。

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