耳を鍛えると、英語力はぐっと上がる

リスニング

英語学習を始める人の動機はさまざまだと思いますが、そのうちの一つが「話せるようになりたい」ではないでしょうか。実際、英語を話せることのアドバンテージは多いと思います。

海外旅行が楽しくなりますし、仕事の範囲が広がるかもしれません。

ですが、現実問題として「話す」前に身に着けたいスキルがあります。

「聴ける」、つまりリスニングです。

実はリスニングスキルが上がれば、話せるようになるまでの道のりがぐっと短くなるのです。

この記事を書いた人
Kento

経歴
・2012年:単独海外へ留学
・2016年:現地の学校卒業(Diploma of Business)
・2017年:現地の会社へ就職で毎日英語を使い仕事
・現在海外生活10年以上
元々be動詞すら分からなかった英語レベルからオンライン英会話、アプリ、学校などを利用し、現在では海外の学校を卒業後、就職の為IELTSを取得し海外の会社に就職できる英語力までなりました。
この経験を元に英語学習者にとって有益な情報を発信しています。

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なぜ、「聴ける」が大事なのか

誰かと日本語でコミュニケーションをとることを想定してください。そのときに大事なことは何でしょうか。

いくつかあると思いますが、そのうちの一つが「相手の話を聴く」ことだと思います。

コミュニケーションは言葉のキャッチボールですから、相手の言葉を聴いて理解できないと困りますよね。それは日本語が英語になっても同じです。

相手が何を言いたいのかわかることが、コミュニケーションにおいて最も大事なことで、相手の言い分がわかれば仮に自分が英語を話せないとしても、ジェスチャーや筆談といった英語以外の手段を使えばコミュニケーションが成立しますよね。

お勧めの学習法

リスニング力を鍛えるのは、もちろん英語を聴くことが一番いいのですが、最初のうちは何を言っているのかわからないとつまらなく感じてきて、結局長続きしません。

そういう意味で私がおすすめなのが、NHKラジオの英語ニュースです。英語学習番組ではないのですが、NHKラジオは多国語で日本のニュースを放送しており、そのプログラムの一つです。

日本のテレビのニュースなどで聴くことを英語で聴くので、何を言っているのかなんとなくわかるので楽しく聴けました。

【NHKゴガク】今こそ始めたい、ラジオを使った英語学習
「英語学習を始めたい、だけどお金はあまりかけたくない」と思っていらっしゃるあなた! 最近ではアプリやらオンライン英会話やらと英語を学ぶツールが豊富になりましたが、トラディショナルな手段も見逃がせません。そうです、ラジオで英語学習です。...

「東京で桜が満開になった」というニュースを英語で聴くのはなんとなくスタイリッシュな感じがしませんか?

1回あたり15分程度と短いのも都合がよく、電車などで何度か繰り返して聴いてもいいと思います。

できればテキストがあった方がいいという方であれば、「ジャパン・タイムス社説集」もおすすめです。「ジャパン・タイムス」は日本で発行されている英字新聞です。

「社説集」は年に2回発売され、音声はダウンロードが可能で、対訳がテキストにありますから、あーあんなニュースあったなと思い出しながら学習できます。時事英語に強くなれますよ。

こんなツールも便利です

TOEICのリスニングの点数をあげたいというのであれば、個人的にものすごく有効だったのがNintendoDSを使った学習です。本体がそれほど大きくないですし、イヤフォンを接続して使えば電車などでも学習できます。私は、仕事の昼休みに10分間とか適度に区切ってちょこちょこ学習していました。

本体もソフトも中古でも手に入れやすいでしょうから、ゲームだけでなく学習にも使ってみましょう。

まとめ

  • どんな言語でもコミュニケーションは「聴く」から始まる
  • 日本のニュースを英語で聴くと、親しみがわく
  • 便利なツールを活用して、隙間時間にもちょこちょこ学習しよう

最初は退屈かもしれませんが、聴けるようになると楽しいのがリスニング学習です。そして耳が英語に慣れたら、話せるようになるまでの道のりはぐっと短くなります。

筆者は、ここに挙げた学習法でコツコツ続けた結果TOEICのリスニングで満点を取ったこともあります。語学学習に王道はなく、とにかくコツコツ続けることが一番です。

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