2021年現在日本では、晩婚化が進んでいます。
厚生労働省の調査では、日本人の平均初婚年齢は、2012年で、夫が30.8歳、妻が29.2歳となっております。1980年と比較すると、夫が27.8歳、妻が25.2歳なので、夫は3.0歳、妻は4.0歳平均初婚年齢が上昇しています。
今回の調査は、ズバリ「結婚」について、調査しました。結婚式以外にも結婚にまつわるイベントは、結納、引っ越し、結婚式などたくさんあります。
そのお金事情や、規模についてアンケートを行いました。
回答者詳細
今回の調査には、20代から70代までの結婚をしている男女500人を対象に調査を行いました。
今回の調査に協力していただいた回答者情報です。男性27.2%、女性72.8%となっております。年代別のデータでは、30代が39.8%と最も多く、40代が27.4%となっており、その次に20代となっており、全体の84.6%を20代から40代で占めています。
次に、アンケートに回答していただいた人は、結婚何年目かを示したグラフになります。
結婚10年以下が6割で、「新婚の時期から円熟期の夫婦」が最も多いアンケートとなります。
婚約指輪、結婚指輪の金額は?
婚約指輪は給料の三カ月分と昔は、CMでいわれていましたが、現在はどうなっているのでしょう。婚約指輪の金額と、結婚指輪の金額をアンケートしました。
なんと、婚約指輪は「なかった」が44%と最も多く、無いのが普通と言えます。一方結婚指輪は、70%が20万円以下でした。結婚指輪が「なかった」と回答した人も、13%いることは意外な結果でした。
結婚式の費用や規模、新婚旅行は?
婚約指輪や、結婚指輪がない人が結構多くいることが分かりました。より費用のかかる結婚式はどうでしょう。
結婚式をしない人が41.6%と最も多かったです。いまや、結婚式をしないのも普通ですね。結婚式をした人の中では、251万~300万か100万未満でおこなう層が多かったです。
結婚式をしない層、100満未満の層、251万~300万の層と、経済的なる理由な価値観などから3層あるとこが分かりました。
結婚式に呼んだ人数は、下のグラフより、100人以下が約半数となり、100人以上呼ぶような結婚式は、7%でした。親しい人や、身内だけで行うことが多い傾向です。
新婚旅行については、34.2%がいかないとなり、結婚式を行わないが43%だったことを考えると、「結婚式はしないが、新婚旅行には行く」という価値観の人が一定数います。このことから、周りの人よりも自分たちの楽しみにお金を使う人が多いということが分かります。
結婚の際必ず必要な物は?
婚約指輪や、結婚式など、結婚にまつわるイベントを行わない人がおおいことがわかりました。では、逆に結婚の際、必ず必要な物は、何でしょうか、男女別に求めました。
男性 | 女性 | |
1位 | 結婚指輪 | 結婚指輪 |
2位 | 新婚旅行 | 引っ越し |
3位 | 結婚式 | 結婚式 |
このようなランキングになりました。
女性は、結婚指輪が26%のように全体的に少なかったです。
特に結納が最も少ない結果でした。最近は婚約を両家の間で確認する結納を、そもそも行っているのでしょうか。また、結婚にあたり、引っ越しはどのくらいするのかアンケートしました。
7割の人は、結納を行わず、7割の人は引っ越しを行っています。両家や親戚付き合いなど希薄になっているのかもしれません。
まとめ
調査結果
- 婚約指輪は、なかった人が44%と最も多かった。結婚指輪は、20万円以下の人が70%でした。
- 結婚式をしない人が、41%と最も多かった。結婚式をしない層、100満未満の層、251万~300万の層と、経済的なる理由な価値観などから3層あるとこが分かりました。結婚式を行った人も、呼んだ人は50人以下が最も多かった。ささやかな結婚式が多かったです。
- 新婚旅行は、海外が最も多かった。結婚式を行わないが、その分旅行にお金をかけている傾向があった。
- 結婚で必ず必要な物は、男女とも結婚指輪であった。2位は、男性新婚旅行、女性引っ越しとなり、女性は普段の生活を快適にすることにお金を使いたい傾向があった。
- 7割結納は行わず、7割引っ越しをおこなう。結納はあまりしなくなっていることが分かった。
今回の記事をまとめていて感じたことは、結婚にまつわるイベントで家族、親戚などを呼ぶことは、行わない人が多かった。二人の時間や、引っ越しなど生活に関わることにお金を回す傾向があることが、よくわかりました。
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