英語の接続詞の勉強方法は?基本からスタートすること!

英語学習

英語の勉強をしていれば、文の中に必ず接続詞が出てきます。

しかし、接続詞は種類が多く、勉強の仕方がわからないと言う声も。

この記事では、英語の接続詞のお悩みの中で多い

  • 勉強の仕方
  • 多くの接続詞の覚え方
  • 接続詞ごとの特徴

以上の3点をご紹介していきます。

文章と文章をつなぐ役割を果たし、スムーズに英文を理解するためには欠かせません。接続詞は回り道せず、基本を押さえることが大切です。

 

この記事を書いている人
現在ぼくは、海外で8年間生活しており、現地の会社で働いているので、仕事もプライベートも英語です。

2020年現在も海外に住んでいるぼくが、分かりやすく解説していきます。

Kento Shiomiのプロフィール

この記事を書いた人
Kento

経歴
・2012年:単独海外へ留学
・2016年:現地の学校卒業(Diploma of Business)
・2017年:現地の会社へ就職で毎日英語を使い仕事
・現在海外生活10年以上
元々be動詞すら分からなかった英語レベルからオンライン英会話、アプリ、学校などを利用し、現在では海外の学校を卒業後、就職の為IELTSを取得し海外の会社に就職できる英語力までなりました。
この経験を元に英語学習者にとって有益な情報を発信しています。

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接続詞は英語試験に必須!

TOEICや英語検定では、必ずと言っていいほど接続詞の問題が出てきます。

穴埋め問題だけでなく、長文の問題でも、接続詞の意味を理解しているとしていないのでは点数が大きく変わってきます。

もしあなたが英語に関する試験を受ける予定があるのであれば、接続詞の基礎知識をつけて、接続詞ごとの意味と用法を勉強していくことで、点数を上げることができるはずです。

英語の接続詞は基本を押さえるべき

接続詞を使いこなしたいのであれば、基本をしっかり押さえることからスタートしましょう。

回り道や近道の少ない接続詞ですが、最初からすべてを網羅しようとせず、順を追って勉強を進めていくことが使いこなすコツです。

使いこなすには、

  • 「等位接続詞」と「従位接続詞」の2つがあることを理解しましょう。
  • 「従位接続詞」では、導く節に「名詞節」と「副詞節」の2つがあることを理解しましょう。
  •  よく使われる接続詞を、文を通して使い方を覚えてみましょう。

以上の流れを意識して勉強をします。

まずはこれだけ覚えれば大丈夫!頻出接続詞

接続詞( conjunction)は、単語・句・節・文などを結びつける役目をします。

接続詞の中には、

  • 等位接続詞(とういせつぞくし)
  • 従位接続詞(じゅういせつぞくし)

の2つの種類があります。

「従位接続詞(じゅういせつぞくし)」 は従属接続詞と呼ばれることもあります。

等位接続詞:等しいという漢字の通り、接続詞の前と後が対等な関係のものを並べる役目をします。

and、but、or、forなどがその例です。

 

従位接続詞:等位接続詞以外のもの。従うという漢字の通り、メインの主文とサブの従属文を繋げる役目をします。

それぞれの文には、主語(S)と動詞(V)が入ります。

because、if、 when、 before、 after、asなどがその例です。

等位接続詞の使い方

and

I saw Tom and his mother yesterday.
昨日トムと彼の母親に会った

「…と」や「そして」の意味の接続詞。

but 

I want to go together. but I can’t.
一緒に行きたいけど、行けません

「しかし」「~だけど」の意味の接続詞。前文と後文の対比を表します。

or

Would you like meat or fish?
肉料理と魚料理、どちらになさいますか?

「あるいは」「もしくは」の意味の接続詞。例文のAかBどちらにしますか?は機内食などでよく聞かれるフレーズです。

for

I am tired, for I couldn’t sleep yesterday.
私は疲れています。というのも、昨夜寝てないからです。

「というのも」という意味の接続詞。理由や根拠を説明するときに使います。「and」などとは違い、必ず文と文を繋ぎます。

 

ここで紹介した以外にも、等位接続詞はnor so yetなどがあります。

単語・句・節・文すべてを並べる役目をするもの、またどれか一つのみを並べる役目をするものもあります。

それぞれの使い方を一つ一つ確認してみてくださいね。

従位接続詞の使い方

等位接続詞と異なり、数がとても多い従位接続詞。

その中でも「副詞節」と「名詞節」を作れるものがあります。

副詞節と名詞節…なんだかわかりにくくなりましたが、接続詞に導かれる節が名詞の働きをするか副詞の働きをするかの違いです。

副詞節は、時・原因・理由・条件・譲歩・様態など、接続詞ごとに表すものの違いがあります。

接続詞は、副詞節を導く従位接続詞がネックになりがちですが、試験などで出てくるのは、時・原因・理由・条件を表す従位接続詞が大半ですので、まずはそこを重点的に覚えることが勉強のポイントです。

主な名詞節の従位接続詞

  • that
  • if
  • whether

主な副詞節の従位接続詞

  • when
  • as
  • while
  • since
  • until
  • after
  • before
  • as soon as

原因・理由

  • because
  • since
  • as

条件

  • if
  • unless

譲歩

  • though
  • even if
  • as
  • whether

状態

  • as if
  • as though

because

I went to hospital because I caught a cold.
病院に行ったのは風邪を引いたからです。

「なぜなら」「~なので」の意味の接続詞。

if

Let’s play this game if you are free.
もしあなたが暇ならば、このゲームをしましょう。

「もし~なら」の意味の接続詞。

when

Call me up when you have anything to tell me.
私に話したいことがあれば呼び出してください。

「~するとき」の意味の接続詞。

before

I always read this book before I go to bed. 
私はいつも寝る前に この本を読みます。

「~の前に」の意味の接続詞。

after

I’ll go to bed after I finish my homework.
宿題を終えてから寝ます。

「~の後に」の意味の接続詞。

as

As he had a stomachache, he was absent from work.
彼は頭が痛かったので、会社を休んだ。

「~なので」の意味の接続詞。この文の用法は原因の意味で使われる。その場合、文頭に接続詞を置く。

イメージを持つだけで苦手意識がなかったことに

いかがでしょうか。

こちらで紹介したよく使われる前置詞以外にも、前置詞は数多くあります。

しかし、基礎知識を付け、どの種類に当てはまる前置詞なのかを知っていくことで、前置詞の勉強がとても身近なものになります。

文を通してどのような使い方をするのか、イメージを膨らませながら前置詞を理解していくことで、前置詞に対する苦手意識が無くなっていくのがわかります。

もし選択問題などでわからなくなったら、全体の文を読み、前後の文のイメージや時制を参考に、接続詞を選んでみてくださいね。

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