海外への留学や永住を夢見ている方は多いでしょう。
実際に、年々英語圏へ留学をする人は増えてきました。
また、大学入試に民間英語試験が採用され、様々なテスト名が飛び交うようになりました。
それに伴い、IELTSという言葉を聞く機会も増えたのではないでしょうか。
そこで「IELTSって今まで聞いたことない」「IELTSって何?」という人に向けて、IELTSと目的をまとめました。
この記事は現在海外生活8年になる筆者が書いておりますので、実際に海外でどのように使われているか、なども分かると思います。
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IELTSは国際的に認められている英語試験
IELTSはInternational English Language Testing Systemの略で「アイエルツ」と読みます。
英語のレベルを測るテストで、British Council、IELTSオーストラリア、ケンブリッジ大学英語検定機構が共同運営しています。そして、現在は140カ国で2000以上の会場で受験できる大規模のものとなっています。
また、日本国内では、英語検定協会によって運営され、全国16箇所で行われています。
採点方法
IELTSはバンドスコアというものを用いて英語力を出します。スコアは0から9.0まで0.5 刻みです。
リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングにそれぞれ点数をつけます。
また、この4技能の平均のバンドスコアをoverallのスコアとし、証明に使います。
点数の目安は以下の通りです
- 9.0エキスパート
- 8.0非常に優秀
- 7.0優秀 (=英検1級相当)
- 6.0有能
- 5.0中程度 (=英検2級相当)
- 4.0限定的
- 3.0非常に限定的 (=英検3級相当)
- 2.0一時的
- 1.0非ユーザー
例えばIELTS6.5というと、「英検準1級程度の有能な英語ユーザー」ということになります。
他の語学試験との換算方法は別の記事で詳しく紹介しています。
関連記事:IELTSの点数はと他の語学試験ではどのくらい?【徹底比較】
IELTSが人気の理由
IELTSはどうしてここまで人気が高いのでしょうか。IELTSには以下の特徴があります。
- 4技能で信用性の高いテスト
- すべてのレベルを測れる
- ペーパー/対面方式
そしてこれらが人気の理由になっています。では、順番にみていきましょう。
4技能で信用性の高いテスト
IELTSは、高い公平性があります。
採点基準は全世界で一定で、どこで受けても同じ点数になるようにされています。
これは国籍や人種、性別を超えて同じ基準で採点されることが保証されているということになります。
また、世界の英語学習者が受けているので、自分の客観的なレベルを見たり、証明したりすることが可能です。
様々な国際機関がIELTSのスコアを受け入れているのはこのためです。
建前上は上記の内容なのですが、ぼくの経験や周りの友達の経験上、海外より日本で受けた方がスピーキングの得点は取りやすい傾向にあります。
海外の方が流ちょうに英語を話せる人が多い為、その中で受けるより、日本国内で受けた方が、少し流ちょうに話すだけで試験管の印象が良くなるためでしょう。
すべてのレベルを測れる
IELTSは1つのテストで全てのレベルと技能(リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング)を測ることができます。
特に、ILETSはネイティブでも満点を取るのが難しいテストなので、点数が高ければ相当な英語力を証明することができます。
目標までの道のりがわかりやすく、また、レベルによって学習する目標を変えなくて良いのも利点でしょう。
他の試験との比較は下記の記事をご覧ください。
関連記事:TOEFLとIELTSは何が違うの?【徹底比較、スコア比較表あり】
ペーパー/対面方式
IELTSの特徴として、全てペーパーベースで行われることが挙げられます。
リーディングやリスニングは問題に書き込むことができますし、パソコンでのタイプが苦手な人もライティングで安心です。
これは、普段の勉強に一番近い状態でテストができるので、自分の実力を最大限出しやすいです。
スピーキングに関しても1対1の対面で行うことができます。
これが、コンピュータに向かって一人でスピーキングを行うTOEFLより、IELTSの受験を選ぶ人が多い理由です。
IELTSの使える場所
では実際にIELSTの使える場所を見ていきましょう。
IELTSの点数は、イギリス、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドでは基本的ほぼに全ての組織でおいて、以下の目的で使うことが可能です。
- 大学留学
- 移民申請
詳しく説明していきます。
大学留学
IELTSの一番の目的は、留学でしょう。
これは、短期留学や交換留学から、実際に卒業を目的とする正規留学まで全ての場面で使うことができます。
IELTSは大学の授業についていけるかを見るテストでもあるからです。
アメリカでも使うことが基本的にはできますが、大学によってはTOEFLのみ受け入れているところもあるので事前に確認しましょう。
- 一般的な大学5.5-
- 名門大学 6.0-6.5
- 難関大学 7.0-7.5
例えば、最難関のオックスフォード大学ではIELTS7.0-7.5、ブリティッシュコロンビア大学では6.5、カルフォルニア大学では6.0が目安になっています。
また、大学院だと基本的に6.5-7.5のスコアが求められると考えて良いでしょう。
一方、大学によっては条件付きでこの基準より低い学生も受け入れることがあります。
プログラムによっても異なりますので、志望する留学先のホームページを見ることをお勧めします。
移民申請
IELTSのもう1つの使い方としてあるのが永住や移民申請です。
IELTSでは移民申請も目的としています。
オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリスでは、IELTSの点数で英語力を証明することが移住や移民をする上で必要になってきます。
永住権などの申請は申請者の職業、年齢、経歴など様々な項目が密接に関係してくるため、一概に何点以上とは言えませんが、どこの国も最低6.0以上は必要です。
まとめ
IELTSについて、どのようなテストなのかその特徴とメリットをまとめてみました。
海外に行くことを考えると必ずと言ってよいほど耳にするIELTS。
興味があれば勉強をして、夢をかなえるステップにしましょう。
IELTSにお勧めな教材や勉強法をこのサイトでは紹介していますが、最もおすすめするのはオンライン英会話です。
IELTSに特化しているオンライン英会話などもあるので、興味のある方は下記の記事を参照してください。